Na

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8/5/2023, 12:44:40 AM

すぐ体が悪くなっちゃう私は

外に出て遊ぶなんて出来なかった。

ある男の子が私とずっと一緒に遊んでくれた。

絶対に外で

鬼ごっこしたりブランコ乗ったりしたいはずなのに

その子にとってつまらないことでも

私に合わせて沢山遊んでくれた。

もう誰なのか忘れてしまったの。

あの子が私の初恋

また会いたいな





─────『つまらないことでも』

8/4/2023, 12:16:12 AM

いつも料理を作ってくれる彼女に休んで欲しくて

彼女の目が覚めるまでに

朝食とお弁当を作る

彼女の寝顔を少し眺めてから

僕は動き出した。

この日のために

少しはおかずを作れるように練習したし、

料理と片付け並行してできるように

少しは頑張った。

まぁ初めてにしては上出来だと思う。

彼女がどう反応してくれるのか

ドキドキしながら僕は彼女の目覚めを待つ。





─────『目が覚めるまでに』

8/3/2023, 12:32:46 AM

白色の病室はいつも窮屈で

色ついた外の世界が羨ましくなった。

僕にはお見舞いに来てくれる人なんていないから。

僕の病室は寂しい。

僕の荷物くらいしか置いてない

そんな僕だけだった病室に

お花が飾ってあった。

なぜ?誰が?なんのために?

僕は分からなかったけど

嬉しくなった。

色のない僕の病室に色があったから

また色が増えたらいいな





─────『病室』

8/2/2023, 12:50:43 AM

明日、もし晴れたら

君をつれて外に連れだすよ

一緒に外を見あげよう

虹が僕たちの上に浮かんでるよ。


明日、もし晴れたら

外に連れてってあげる

そう言って笑う

彼の目が綺麗だった。

きっと虹が僕たちの上で浮かんでるんだ。

明日はきっと晴れるといいね。

私も晴れた空の下で君と笑い合いたいな





─────『明日、もし晴れたら』

7/31/2023, 11:41:59 PM

君があまりにも綺麗に笑うから

僕は君を好きになった。

君に僕を見てもらいたくて

告白をした。

結果はダメだった。

「ごめんなさい。」

悲しくなったけど仕方ないとも思った。

関わりがなかっただけだから。

とある日

僕は聞いてしまった。

君が僕の告白をバカにしたこと

仲のいい人たちの会話を聞いてしまったこと

真剣に告白をしたのにバカにされたこと

悲しくなって僕はその場を離れた。

だから、一人でいたい。

告白もしなければ傷つくこともなかったから

これからは傷つきたくないから。





─────『だから、一人でいたい。』

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