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6/10/2023, 11:43:24 PM

私にはやりたいことがあった。

いつもはピアノにヴァイオリン

それからマナー教室ばかりで

外に出ることも人と話すことも許されない。

私はこんな生活に嫌気がさしていた。

私がやりたいこと

外に出てみたい。

色んな人と話してみたい。

人と話さないから

表情筋の動かし方なんて忘れたような気がして

頬をマッサージするように揉んだ。

いつかこの夢が叶うといいな。





─────『やりたいこと』

6/9/2023, 10:21:21 PM

朝日が優しく差し込み、暖かな光が部屋を包む。

その中で、彼女の体温が少しずつ

上がっていくのを感じた。

窓辺に座る彼女の手が、

朝日に照らされて暖かくなっていく。

その温もりが、彼女の心にも届いたようだった。

彼女は、自分の手を見つめながら、

ふと思い出した。

彼がいつも彼女の手を温めてくれたことを。

彼女は、その思い出に包まれ、幸せな気持ちになった。

彼女は、もう一度窓の外を見てみると、

朝日が輝いていた。

その輝きが、彼女の心にも届き、

彼女は前向きな気持ちになった。

お昼になったら彼に会えるけど

朝日の温もりは、彼女にとって、

心の支えとなっていた。





─────『朝日の温もり』

6/8/2023, 8:23:49 PM

私が人生の岐路に立った時

そこにあなたがいる道があるなら

迷わずに君の元に向かうわ

だから君は悪いほうに行かないで

黒く染っていくあなたを見ていたくないから。





─────『岐路』

6/7/2023, 8:55:38 PM

毎日のように伝えられた天気予報は

今日で終わるらしい。

ここではもう明日は来ない。

つまり世界が終わるみたいだ。

今日で世界が終わってしまうからこそ

君とご飯を食べたり、遊びに行ったりしたいな。

世界の終わりに君と

隣でずっと笑いあっていたい。

最後の記憶は君でいっぱいにしたいな。





─────『世界の終わりに君と』

6/6/2023, 9:10:50 PM

今、私は最悪の状況に陥った。

暗闇に包まれ、

脚下には冷たい湿気が立ち込めていた。

目の前には見えず、

周囲の音も聞こえない。

私は恐怖に包まれ、身体が震えた。

どの方向に進めばいいのか分からない。

手探りで歩き始めたが、

途中で何度もつまずいてしまった。

どこかから漏れ聞こえる風の音が、私の耳を刺激した。

「助けてください!」と私は叫びたかったが、

声が出なかった。

ただ、絶望感が私を包み込み、涙が流れ始めた。

いつまでこの状況が続くのか、私には分からなかった。


あの時、私は自分がどこにいるのかも分からなかった。

ただ、闇の中で彷徨っていた。

それは、まるで地獄のような体験だった。

気づけば私は現実に戻ってきていた。

今でもその恐怖が蘇ると、私は身体を震わせる。

あの闇の中で、私は自分自身を見失っていた。

それは、私にとって最悪の経験だった。

もうこんな経験したくない。





─────『最悪』

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