7/17/2024, 7:11:22 AM
空を見上げて心に浮かんだこと
父を見送ったあの日。
母を見送ったあの日。
弟を見送ったあの日。
最後に残されたのは私一人。
結婚してれば家族が出来てただろうが、私には出来なかった。
一人ぼっちになっても、空はいつも青い。
時々・・・暗くなって泣く空。音と稲光で怒る空。
グレーでどんよりする空。真っ白な綿で化粧する空。飛行機雲がのびる空。
私は空を見るのが好きだった。母がいつも「ぽかんって口開けてみっともないから」って言われてたのにそれでも見てしまう。
そして今も・・・。
きっとこの空の上から父と母と弟が私一人を残した事に心配しながら見てるかもしれない。
「大丈夫だよ。ちゃんと生きてるよ。」と胸をはって言えるようにゆっくり前に進む。
今日も空を見上げれば青い空が広がっている。