年を重ねるごとに、クリスマス感が減っていく気がする。
クリスマスにかける情熱が減っているというべきか。
子供が小さい時はもっと時間と体力と気力をかけていた気がする。
今よりもっと手がかかって、大変だったハズなのに。
子供の欲しいものの値段は上がり、さほど感謝もされず。
なんなら、前倒しで欲しいなんて言われたりする。
それでも、寒くなり街中がキラキラし出すと気持ちがウキウキするのも確か。
来年も子供達と過ごせるだろうか。
これも必ず「終わり」が来るのだから。
来年は気合いを入れよう。
と、毎年思っている気がする。
「サンタさんが来るから早く寝る」といつもはすぐに寝ない息子が自ら夕飯の催促をし、食器を片付け、歯を磨き、寝た。
いつもそうならいいのに、と思わなくはないけれども、こういう日があってもいいかとひとりごちた。
息子はなんのプレゼントがもらえるだろうか。
お目当てのプレゼントが届くだろうか。
私は夜中に起きられるであろうか。
ただただ心配である。
子育てをしていると、あれが最後だったなぁとしみじみ思うことがある。
一緒に手を洗ったこと
お風呂で髪の毛を洗ってあげたこと
靴下を履かせてあげたこと
歯の仕上げ磨きをしてあげたこと
手を繋いで歩いたこと
これからも「最後」はついて回るのだろう。
正直にいう。
寂しい。
とても寂しい。
あの時は早く大きくなってくれたらいいのに、早く1人でできるようになってくれ、そう強く願っていたはずなのに。
今はとても寂しい。
もう少し、手を煩わせてくれてもいいのだよ。
冬キャンプ、略して冬キャン。
寒い、本当にその一言に限る。
焚き火で暑くならない、お鍋が美味しい、食材が腐るのではないかという心配も夏より少ない。
そして何より、虫がいない。
これは虫嫌いの私には一番大きな利点。
ただ、寒い。
本当に寒い。
寒すぎる。
私には3人の子供がいます。
上2人だけの時は何かとどっちが先にできただの、どっちの方が早かった、遅かっただの、比べていたように思います。
しかし3人目が産まれてから、その考えが変わりました。
3人とも全然違うのです。
比べることにはなんの意味もないということを感じました。
それぞれ得意なことがあり、それぞれの苦手があり、考え方も見え方も捉え方も、さまざまです。
同じ親から産まれた兄弟ですら、こんなにも違うのだから、他人とは違って当たり前だと改めて感じました。