9/9/2024, 6:00:14 PM
ああ!
俺という存在は、
どうして世界に一つしかないのだろう!
俺がこうして鏡の前にいたのでは、
生命の螺旋の如く美しい我が姿を、
美に蒙昧な全人類に伝わらぬではないか!
9/8/2024, 5:35:43 PM
はんぶんこした傘。
あなたが左の肩を濡らしてること。
気付いてたよ、ありがとね。
実は鞄の中に傘があること。
黙ってて、ごめんね。
心臓が、ばくばく、鳴ってたこと、
あなたの肩よりも低い私の顔が赤かったこと。
どうか、バレてませんように。
9/7/2024, 7:15:50 PM
風が吹いて、足許の花が踊った。
最近、こんな風に生きてないな。
9/6/2024, 8:34:14 PM
時間は手を振って 進めと歌う 背中側
その理由を探すため 私は生きていく
側にいないとしても あなたには
あなたのいる世界を見付けてほしい
迷ったら そのままで
正しさより ただ前へ
選んだものに頷ける様に
9/5/2024, 6:37:31 PM
波打ち際に残された、夏の姿が消されていく。
耳に当てた貝殻が喋っている。
海に似た声で。
あれは魔法だった。
残響花火。
夏なごり。