8/1/2024, 1:00:36 PM
少しだけ長かった夜が ようやく太陽を許した
明日の空は何色だろう 当分雨は降らないだろうけど
何となく晴れがいい 膝を抱えて 部屋の中
おはよう 僕はここに居るよ
7/31/2024, 6:41:12 PM
思ったよりも丈夫じゃないな
気付かない内にボロボロで
ある程度 自分も含め
ギリギリで騙せてしまうから
そう言われるのが少し怖かった
慣れた様な気がして 孤独でも大丈夫だって
多分 言い聞かせていた 出たがる悲鳴を抑えて
7/30/2024, 5:59:01 PM
失恋をした時、
悔しかったり、恥ずかしかったりした時、
飼っていたハムスターが死んだ時、
初めての一人だけの夜が寂しかった時、
いろんな場面で私は泣いた。
真っ赤な空がやけに綺麗な帰り道で、
孤独を求めて迷い込んだ路地裏で、
空の冷たいケースをギュッと抱いた墓の前で、
静寂が耳元で叫んでいた真っ黒な部屋で、
いろんな場所で私は泣いた。
泣いたあと、瞳に映る景色はいつも以上に綺麗で、
いつも以上に悲しくて、だから優しさに気付けて。
ああ、これがそうなのかなって。
7/29/2024, 7:22:46 PM
沢山の笑顔に囲まれて 平気なふりした 嵐の中
宝石の様に思えて来て 一つ一つ 見せびらかした
誰もが呆れた顔で 助けて欲しかった 強い人
7/28/2024, 6:27:42 PM
祭りのあとの 静けさに似た 帰り道
言葉探して 挙句飲み込んだ 夕焼け空
前をゆく君の影と 並んで歩く
ねぇ、今日は どんな事があったの
朝になる その頃には また別の顔で
熱かった眼の奥 冷たい頰 忘れたら元通り