続ける理由は解らないけど、
終わらせる理由も解らない。

いつか終わると解っていて、どうして体は続けるの？
心はフラフラ、僅かなバランスで揺れている。

だから、せめて思いたい。
誰かのために生きているって。

しまったな、これでは隙間があり過ぎる。

閉じ込めた意味がまるでない。

見たくもないのに、
見られたくもないのに、
全部見えてしまうじゃないか。

重なる事はなく、交わる事などない。

どこまでも平行線で、
そのままどこまでも延びている。

たまたま、近付いただけの隣人。
その間にだけあるもの。

触れてはいけない何かから目を逸らして、
仮にそれを"友情"と呼んでみる。

枯らしたのは、他ならぬ僕だ。

涙が流れ落ちた。

水溜まりの中、新しく咲いた。

世界で一番不幸だと思った僕へ
世界で一番幸せだと思った僕へ

これまでの事　これからの事　その全部を伝えたい