野菜大魔王

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6/18/2024, 5:51:49 PM

タイトル【落っこちた】
文字数 380文字くらい

 見えていた景色が一瞬にして上り、そして豪快に地を鳴らす音を耳にすると、それは真っ白に、或いは真っ黒になって、私の世界から消え去ると同時に、再度創造された。瞬きするよりも早く、短い一瞬間のことである。
 気が付いた頃には、私は悶絶躄地していた。
 何が起こったのだろう。
 そんな思考に応えるかのようにして、背中から鈍い痛みが生まれた。いや、ずっとあったのだろう。まるで記憶のように、それはずっと躰に残っていたのだ。
 不思議なもので、翻筋斗を打った時でさえ、姑息ではあるものの躰はちゃんと呼吸をしている。それが却って苦痛なのだが、無意識的に行っているのを見るに、生きるには必要なことなのだろう。ただ惰性と云えばそこまでである。
「だから、一番高い鉄棒はやめとけって言ったのに。カッコつけやがって………」
 朦朧とする意識の中、聴き慣れた声で誰かがそう云った。

6/17/2024, 4:19:05 PM

未だ存在しない世界。
生まれたと同時に過去になって、取り戻せなくなる。
未来とは、それ程に不安定なもの。

6/16/2024, 6:26:08 PM

変わりたいと願った過去

変われないままでいる今

変わったと信じたい未来

6/15/2024, 4:57:05 PM

辞書が愛読書。

そこからいくつか、それっぽいものを選んで、

繋げて作った、芸術的な言い訳。

あれ?

逃げ道の方も行き止まり⁈

6/14/2024, 4:29:55 PM

朝が溶けて 夜が滲んだ場所
魔法みたいな いつも通りの仕掛け

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