溢れそうな程の弱音　水溜り　滲んだ太陽

半信半疑で生きるのは、
その距離が一番楽だから。

安心と引き換えに、
それ以外の全てを犠牲にして生きる私は、
臆病な卑怯者だ。

例えば、あの星に手を伸ばしたとして、
あとどれくらい伸ばせば、届くだろうか。

例えば、私がその隣の星になったとして、
同じように手を伸ばせば、今度こそ届くだろうか。

夜の色をした瞳　誰にも話せない痛み
飲まない薬　「大丈夫」　平気なフリ　作り笑い

ねぇ、僕さ　気付いたんだ

使用回数はその逆の状況の場合が殆ど
知らないフリって　自分にも使えるんだね

大人の真似が随分と上手くなった
いやいや
生き方が適当になっただけなのかも

並んで見た似た景色。
僅かに高さと角度が違うその中に、私はいない。
その代わりに、この眼の中にはあなたがいる。