ここが終点か。
僕は君の後ろをずっと追いかけてきた。
君を追い越したいと思うけれど、追い越したくない。
憧れは僕の歩みを進めてくれる。
けれど、1位にはなることができない。
ずっと憧れでいたいから。
君を最後まで憧れ続けていたかったから。
僕は今日、君を抜く。
これは終点である。
そして、線路を変えるだけ。
先頭に立ち、進み続ける。
さようなら、そしてありがとう。
僕は君の前に立つ。
終点は一つの道が終わるだけ。
僕の挑戦の道は続いていくんだ。
#5
#終点
なりたい事なんてない。
ただただ時間を消費していく。
趣味もなければ、何かに夢中になる事もない。
たまに、面白いアニメやドラマを見つけた時は1日中観る。
見終わったら、なんだか虚無感に包まれる。
何か行動した方がいいのはわかっている。
他人からも、うるさいほど言われる。
求めてもいないのに。頼んでいないのに。
心配してくれているのは感じるけれど,それも一つの重みになる。
もうどうでもいいやって思って、子供の頃にやりたかった事をやってみたり、なりたい夢を追ってみたりしたい。
子供の頃は、何も考えずにやりたい事に溢れていて、楽しさが身体中から沸いていた。
その感覚がほしい、味わいたい。
何も成功したいとか、達成したいとか、そんな大それた事は望んでいない。
別に上手くいかなくたっていい。
子供の頃のような、自然に何かに夢中になり、やりたい事に没頭できる感覚を味わえるのなら。
本当に、今は情報と選択肢と意見が多すぎる。
もっとシンプルに、自分勝手に人生を生きていきたい。
他人なんて気にせず、自分の思うままに、感覚のままに。
#4
#上手くいかなくたっていい。
「君は今どこにいるの?」
全ては巡り合わせのように、出会っては消えて、消えてはまた僕の前に現れる。
「君はいつも誰かと一緒にいるね」
僕はいつも一人。
「君はいつも綺麗な花に囲まれているね。」
僕は鳥。
いつも上から見ているんだ。
たまに下に降りるのは、君に会いたいから。
っていうのは内緒。
蝶の君は、花に囲まれ、燦々と輝く羽を持ち、ユラユラと羽ばたいては、時おり、羽を畳んで花に止まる。
なんて美しいんだ。
蝶よ花よ、僕も生まれ変わったら、どちらかになりたい。
どちらか一つだけを望むのは傲慢だからね。
最近、君は現れないね。
また君と会いたい。
僕は今日も上から探している。
青く澄み渡る空から探してる。
#3
#蝶よ花よ
悪い結果になった時、僕らは思う。
「最初から決まってた」と。
結果的に、自分にとって理想とは違う、目標とは違うゴールになってしまったけれど、その過程は人それぞれ。
最初から決まっているものなどなくて、もし最初から決まっているとしたら、それは誰かの誘いに乗って進み始めた道であり、自分で決めた「もの」ではない。
そんな人前では絶対に言えない事でも、ここでは言える。
言ってしまえる。
これは、自分への言葉です。
自分への言葉として書きたいという事は、最初から決まっていた。
いや、決めていた。
#2
#最初から決まってた
必ず昇っているが、見える日もあれば、見れない日もある。
何か明確な結果が出る事も同じなのかな。
努力は報われている。
それが目に見えていないだけで。
そう思いたい。
太陽は頑張っている人を照らしている。
#1
#太陽