片思い
ずっと好きだった。
貴方のその顔、その仕草、言葉、何もかもが私だけの物にしたかった。
貴方の後ろを着けてはいつも茶化されて。
だけど、本人の貴方は全く気付いてはくれなくて。
「"i like you as a friend"」
私「!」
貴方は私を友達としてしか見てはくれない。
あの日は雪が降っていた。
12月31日。
外は雪景色となっていた。
家の中では、暖炉の火がフツフツとなっている音が響き渡っていた。
君と僕。
毎年こんな感じで暇にもなる。
「あれ.........何してたっけ。」
目が覚めると近くには幼馴染が居た。
そう言えば、また何か同じような夢を見た気がする。
何処か分からない家で誰かと2人っきり.........
私は考えることを止めた。
幼馴染「あ、起きた? いきなり体調が悪いって言い出して勉強中に床に寝始めたからビックリした。」
そうだ、今日はテストが近いからって幼馴染の家に押しかけて勉強会をしてたんだ。
「ごめん、最近夜更かしして寝れなくてさ笑」
幼馴染「ふーん.........なら良いけど。てか、何で頭から血流してんの?」
「は.........」
幼馴染の平然とした顔で全く気づかなかったけど、私は頭から血を流していた。
そこまで血は出ていなかったけど、何で幼馴染はこうも冷静なのかが分からない。
幼馴染「ほれ、包帯あるから巻いとけ。」
「怪我してる人に自らやらせるタイプね.........」
とは言っても男の幼馴染の部屋に鏡なんてある訳も無く、結局巻いてもらうことになった。
痛い.........苦しい.........誰か助けて.........
寒い苦しい辛い。
暗い.........冷たい.........
???「可哀想に。こんな雪の日に外に出てたら、凍え死ぬよ。」
見えないけど誰かの顔が見える。
???「.........」
身体が動かない。
せっかく知らない人が声を掛けてくれたのに。
「苦、しい.........」
目が覚めると学校だった。
あれ、学校?
その割には教室が暗すぎる気がする。
ていうか、私雪に埋もれてなかったっけ。
あれもいつも見る夢の続きなのかな。
でも、私立ってる。
立ったまま寝ることは私に出来ないけどなぁ。
裏切られた.........信じてたのに。
ずっと、ずーっと待ってた。
君が僕のことを受け入れてくれるまで.........
信じてたのに!!!!!!!
「!?!?頭が.........割れそう.........痛い.........」
私はその場に膝から崩れ落ちた。
殺してやる.........コロシテやる!!!!!
何回死んでもお前だけは地獄に送ってやる!!!
「やめて.........もうやめて.........」
ある日、少女は自宅で死んでいた。孤独死だった。
旅行に行った両親を何日も待っていた。
小学校低学年の少女にとって、生きていたのも生き地獄と同じだろう。
最愛の両親に裏切られたことを知っていながらも、玄関で待ち続けた少女の気持ち。
それは誰にも計り知れない程の苦痛と、希望。
あぁ、可哀想、可哀想に。
何百年も前、丁度少女が孤独死を遂げた日。
その日も1人の男が裏切られ、一緒に暮らしていた女に身体をバラバラにされ外に出された。
死んでも恨み続けていた男の念が届いたのか、数日後に女も壮絶死をしたのだという。
あぁ、"可哀想に"。
少しゾッとした話
とある日に従兄弟の家に行ったんですよ
昼ごはん中に好きな映画についての話で盛り上がって、各々自由に好きな映画などを話しました。
だけど、従兄弟のお母さんだけ、映画好きでは無かったんです。
映画よりも、アニメなどを好んでいる人でした。
そうすると僕のお父さんがアニメ好きの従兄弟のお母さんに
「アニメか...笑、やっぱり創られたって感じのものより本当の人間が出てくる物の方が面白いよ。」
と言ったんです。
そこで、もう少しで13歳になる従兄弟がこう言ったんです。
「人間も、人間から作られたものじゃん。何が違うの?」
と。
アンタのせいで。
親友「私、彼氏出来たの!」
私「え!おめでとう!」
親友が最近彼氏が出来たみたいなの。
ちょっと前に無自覚天然タラシの男に片思いしてて、傷付いてしまった事があったらしいから、私からして新しい恋が進展したのは本人より嬉しく思った。
親友「応援してくれてありがとう!」
私「全然良いの良いの!!代わりに幸せになれよ!」
親友「ありがとう〜!」
普通に可愛いし、一途だし完璧の彼女じゃん!
私は親友のカップルが一生続くと思ってた。
私「何でそんな事をしたの…!!??」
橋本「俺は何もしてないけど?彼奴が勝手に俺に惚れただけじゃん?」
放課後、私は見てしまったのだ。
親友があの無自覚天然タラシに抱き着いているところを。見たくも無かった。
親友はきっと、このクソに惚れてしまったのだろう。
私「最低…あの子は一途に彼氏を想ってたのに!!何で思わせぶりなんかしたのっ…!?」
橋本「知らねぇよ。俺には関係の無いことだ。」
そう言って、私の目の前に立つクソは、感情的になってしまっている私にゆっくりと近付いてきた。
私は思わず顔を顰めた。
橋本「俺はすぐに惚れる馬鹿とは付き合いたくは無いんだよ。」
私「だからって…!!」
橋本が私に近付いてくるから、私も後退りをしていたけれど、とうとう壁に当たってしまった。
橋本「難しい性格だなぁ、相変わらず。」
私「触らないで……」
頬を撫でるように橋本は触ってきた。
此奴は顔の良さと、身長、頭の良さ、運動神経の良さで数々の女の子達を引っ掛けてきたのだろう。
橋本「あーあ……振られちゃったなぁ。」
私「私はアンタが憎いのよ。親友をあんな目にして、自分には関係無いとかほざく所が嫌いなのよ!!」
橋本「ふーん。」
この「女/男」には唯一勝てないと思った。
みなさん、元気してますか。
最近は肌寒いを通り越してめっちゃ寒くなったよね。
夏はクソ暑かったのに対して過ごしやすい秋はすぐに終わり、気付けばもう1年が経とうとしてるよ。
早いね。
体調も崩しやすいし、朝起きるのもつらいよな、マジで冬は好きじゃない。
学校に行く時にモッコモコのジャンバーを着ないと凍死するレベルで朝は寒い。
話変わるんだけど、たまに学校行きたいけど休みたいみたいな日無い??
もしかして俺だけ?
それでさ、そういうときってみんなはどうやって決めてんの?
俺はめっちゃルーレットしてんだけどさ。
いやー…それにしても1年早かったなぁ。
マジであっという間。
やり残した事が無いように今のうちに楽しんどけよ!!お前ら!!
んじゃまた。