あの時観た光景が忘れられず、空を見上げるたびに探す


一反木綿だ




あの日から不思議な生物は存在すると信じてる、何故ならこの目でちゃんと確認したのだから…



いつかまた見れる日が来ると信じて

目が覚めるとそこは、窓から海が見える見晴らしのいい家だった


日差しも、窓から入ってくる風も心地よく、かすかな潮の匂いも漂ってくる


私はベッドから起き上がり、顔を洗ってかすかな音量でお気に入りの洋楽を流しつつ、コーヒーの準備をする



出来上がったコーヒーを景色のよく見える場所に持っていきホッと一息つく


「幸せだなぁ…」




そしてまた目が覚めるとそこは現実だった…

七夕は子供がするものだと侮ってはいけない、大人の願いも叶えてくれたりする


紙に書き出すという行為が大事なのかもしれない、叶った時の感情をリアルに感じて感じて感じて願いを放つ


完了系がいいのかもしれないが、七夕だからあえて「〜ますように」と書く


願いによっては時間がかかるかもしれないが、絶対叶う、


そう信じて、私は今年もたくさん願いを書きました…

過ぎ去ってから分かる、それが本当に特別なことだったんだと


友人達と過ごしたかけがえのない思い出、もう戻ってこない時間、本当に周りはいい人達だった


あの時は良かったと十何年経っても思い出す


本当に幸せだったと気付くのはいつも過ぎ去ってから…

母親に唯一教わった星座はオリオン座だった


小学生のころ、星座の勉強をしたのに今はそれだけしか覚えていない


星空を、オリオン座を見るたび思い出す、懐かしくも遠い記憶…