諦めてばかりの僕の人生
とつぜん
香りをまとった
花が降ってきた
それは偶然でも奇跡でもなく
運命でもなくて
名前は知らない
何だっていいよ
できればさ
明日も会えたらなんて
言えないけど

今日も
好きなんだなって
ただ思うだけの
時間が過ぎていくけれど
無駄なものなんて
ひとつもないよ
これが恋ってやつか
恋というやつなのか

前世でそうとう
悪さを楽しんでいたんだろうか
ああ
何が何だか
ひとまず恋愛とかいうのが
ぜんぜん上手くいかない
根深い呪いにかかっている

誰かじゃなく
あなたでもなく
自分がいちばん
変わるべきだけど
ぐずる大人は
人任せしか
できないもんで

死んでないから
生きてるだけの人生が
だらだら続いている
ということに
気づき始めてから
３６５日
何だかずっと
調子が悪いんですよね
たぶん
１００通りくらいの
解決策があると
知ってはいるのですが
もう動く力なんぞ
残ってはいないんですよね

痛いくらい
冷たい
指先から
温まった
心の真ん中まで
マイナスも
プラスも
ひっくるめて
包み込んでいるのは
ぜんぶがあなた

世界が終わってもいいな
明日が来なくたっていいな
あなたがいないのは嫌だな

そんなかんじで
今日も今日とて
愛してるだなんて
ぜったい言わない
今日もとても幸せ