yukimino

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2/17/2023, 12:21:47 PM

『お気に入り』

ゆめみたいな
あのおかのうえで
はなにまみれながら
ゆらゆらゆら
ひがさして
てんきあめ
にじもみえて
あっというまの
ほしふるよる
それでもいろあせることのない
りんとしたはなばながさく
このばしょが
わたしのおきにいり
ゆらゆらゆら
いつまでも
おどっていられそうだよ

1/14/2023, 1:01:45 PM

『どうして』

たいせつならいきゃくひとり
とんとんとん
とんとんとん
たのしみにしていたおかしひとつ
もぐもぐもぐ
もぐもぐもぐ
たくさんあそんだぼーどげーむ
ころころころ
ころころころ


そして郷愁に暮れる日々
紅に暮れる昏れた空
他愛もない会話すらままならない
「今何処で何をしていますか」
滴る涙に悲哀の念

1/14/2023, 9:42:27 AM

『夢を見てたい』

幾つもの雫を纏い
永遠に憧れた
彼方煌めく空へ
星の飛ぶ速さで
風を切り空高く舞う
幼い頃誰もが夢見る
あの星の夢へ馳せて

際限ないまで広がる世界の中心で
一生の夢を捧げ祈った後に
唯唯一の星の夢に成り代わる
幾万幾億の夢の旋律を撒いて
恒久の想いを漂わせる

ただ今は無数に輝く星々に
永遠に憧れてしまっていた
ある種夢は幻となる
星を旅する王子様や
銀河を駆けるあの子達
それらが愛しく妬ましく想えた
未だ私の夢が堕ちてパチパチ弾けていく
いつしか涙も紛れ込み
暗闇の中でまた思う
「夢を見てたい」と

1/7/2023, 11:01:44 AM

『雪』

ひとつ
またひとつ
まいおりる

ひとつ
またひとつ
すぐとける

ひとつ
またひとつ
ほおをくすぐる

12/22/2022, 11:39:01 AM

『ゆずの香り』

湯船に柚を2つ浮かせて肩まで浸かりました
お風呂の循環装置によって出来た水流が
2つの柚を湯船の中央で回転させていて
まるで社交ダンスをしているみたいでした
柚の香りも渦を巻いて
楽しげな雰囲気がお風呂を包むのでした

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