テーマ:秋晴れ
後日更新予定
「片思い」
高校時代、ずっと想いを寄せていた相手。
それが私の忘れたくても忘れられないもの。
ある夏の日、趣味が合う同士で仲良くなった。
彼は私の所属する部活に入り、より一層関係が深まった。
それ以降、一緒に帰ったりLINEで話すことも多くなった。
そして、気づいたら「好き」という想いが心にあった。
放課後遊びに行った時、通話した時、一緒に写真を撮った時。
貴方と一緒にいる時は、常に胸を高鳴らせていた。
もっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい、そう思う数は日に日に増えていった。
ある時、ついにその想いが爆発した。
「この気持ちを伝えたい」
彼の誕生日に合わせ、プレゼントの中身にひっそりと恋文を忍ばせた。
その日、彼と通話をした。
「ノーコメント」
彼の答えはそれだけだった。
嫌ならはっきりNoと言えばいいのに、彼の優しさがあってか私を傷つけないように言わなかった。
その日以降、彼と私の距離は離れていった。
高校を卒業した今でも、まだ彼のことは忘れられない。
ずっと私の心の中で呪いのように残る彼。
でも彼の中ではもう、私は残っていないんだろうな。
テーマ:忘れたくても忘れられない
※想い
テーマ:やわらかな光
後日更新予定
「叶わない恋」
私、好きになってしまった人がいまして。
普段はすごい優しくて暖かい人で、時々おふざけに走る面白い上司なんです。
でも、仕事モードに入ると鋭い眼差しでパソコンと向き合っている。
ギャップがある…って言うんですかね、
どう言えばいいか分からないですけど、その仕事モードと普段の差が愛おしいといいますか、なんか…好きだなあって。
まあ、この恋は叶うはずもなく。
私は今恋人なしで完全フリーな身ですけど、歳も離れてますし何せ上司は家庭を持ってますので。
上司からご家族のお話を聞くと、あぁこんな人と結婚して家庭持ちたいなあ、なんて思ったり。
はあ、彼氏欲しいなあ。
テーマ:鋭い眼差し
※創作
「遠くに」
行かれてしまうのですね。
私の手の届かない場所に。
高く高く、羽ばたいて行ってしまうのですね。
真っ白な煌びやかな羽を持った白鳥のように
高く高く、遠く遠くへと。
どうぞ、おゆきなさいな。
貴女は高みに登るべき人間なのですから
私のことなど気にせず
天高く飛び立って、そして、
綺麗な翼と共に羽ばたいてくださいな。
そして、その姿を私の目に焼き付けさせてください。
テーマ:高く高く
※創作