日本の八百万の神様も
ギリシャやローマの神様も

北欧やケルトの神様も
エジプトやメソポタミアの神様も

みんな私にとって大切な神様だから

きっと私の前では　唯一神しか許されない
あの教会の扉が開かれることはないのでしょう

それでも　同じ地球に住む人間として
わかりあえる場所はあると思うのです。

世界が終わるその時は

私は何処にいるのかな
君は何処にいるのかな

地球も太陽もなくなって
時間も空間もなくなって

みんな虚空に還るのなら

どんなに離れていたとしても
きっと最後は一緒だね

一生懸命、実年齢に合わせて
大人らしく振る舞っていますが、

精神年齢は、ようやく高校生になれた程度です。

自意識が過剰で、世間を甘く見ていて
いつか痛い目に会うのではないかと、
自分でも思います。

こんな恥ずかしい姿、誰にも見せられないから
いつも猫を被っているけれど

それも、やっぱり　生き苦しい。

「愛してる」と何度も伝えてくれたのに、
不器用な私は何も返せなくて、

私の気持ちが追いついたのは、
あの人が旅立った後でした。

だから今夜は、空の見えるレストランに
最初で最後のデートに行きます。

あの空の輝きのどれかが
あの人であると信じて。

“雨”を楽しめるようになったのは、
いつの頃からでしょうか。

幼い頃は、道を歩けば靴が濡れて
下手をすると　鞄の中身さえ水浸し

外で遊ぶこともできなくて
なんて不自由な季節だと思っていましたが

土の溶けた甘い香りや
屋根を打つ　鮮やかな音

今になって、ようやく
雨の良さがわかるようになりました


梅雨というのは
大人向けの季節なのかもしれませんね