“みかん”がスーパーに出てくると冬が来たなって思う。頭の中ではさ、こたつに入って暖かい格好して食べるみかんを想像してるんだけど、現実はこたつなんてめんどくさくて出さなくて、部屋の中で寒い寒い言いながら半袖とか着て、みかん食べてて。でもさ理想の冬を過ごしても「なんか違う」って考えるんじゃないかなって思う。結局〝いつも〟が心地よくてめんどくさいって思うのが自分で。それを捻じ曲げた時のみかんなんて味しないんじゃ?って最近思ったな。
“手ぶくろ”っていいよね。あったかくて、一人でも平気になれて、冷たい手をすぐあたためてくれるんだ。その手ぶくろを見るだけであったかくなれて。でも、心は手と反対に冷たくなって凍え始めちゃうんだ。
だってあっためてくれる人がいないから手ぶくろをはめるんだ。だからさ、ひどく孤独を感じちゃって。あぁ、寒い、冷たい、痛いよ、かじかんできちゃった。手は、ひどくあったかいのに。不思議だね。
物だって人間だってなんだって”変わらないものはない”よね。変わらないでって願ったって抗えないし、変わってって願ったって時間が経たないと変わらない。
でもさ1番変わらないで、とか変わって、とか思う矛先ってどちらも人間なんじゃないかなって思うんだ。
大切で大好きでいつまでも生きて幸せでいてほしい人には心底“変わらないで”って思うし、苦手だなとか嫌いだなとかって思う人にはこんなところが“変わればな”って思うから。そしてそれを思うのも人間で。
何が言いたいかわからなくなっちゃったけど、人間って不思議だよねってことを言いたいんだと思う‼︎
頑張れなくてごめん、いうこと聞かなくてごめん、
わがまま言ってごめん、期待に応えられなくてごめん、期待させてごめん、迷惑かけてごめん、心配かけてごめん、色々考えさせてごめん、ストレス抱えさせてごめん、面倒かけてごめん、たくさんのごめんが出てくるんだ。
産んでくれてありがとう、面倒見てくれてありがとう、私のために行動してくれてありがとう、いつも送り迎えしてくれてありがとう、相談乗ってくれてありがとう、抱きしめてくれてありがとう、見捨てないでくれてありがとう、大切に思ってくれてありがとう、話を聞いてくれてありがとう、仲良くしてくれてありがとう、でもありがとうの方が大きくて。
〝ありがとう、ごめんね〟って大切で温かくなる言葉なんだよね。ごめんねでもありがとう。いっぱい使おう
〝眠れないほど〟夜がすごく長く感じるんだ。
長い夜が居心地が良い日もあれば、早く終われと願う日もある。そんな夜に共通するのはどちらも、朝が来ないように願っているということだけ。居心地のいい夜は静かで時間を忘れられるからこの世界に一人に感じるんだ。朝が来ると世界が動き出しちゃうから一人の世界は終わっちゃうんだ。早く終われと願う夜は色々考えていっぱいいっぱいになって泣いちゃって胸が苦しくて寝たくて全部忘れたくて、でも寝ると朝がきちゃうんだそしたらまたいっぱい考えて思い出さなきゃいけなくなるでしょ?それなら寝たくないし、だからどうしようもなくなっちゃってさ。夜が好きだ。でも嫌いなんだ。ああ今日も夜が来る。
「明日が来ませんように」