【手紙の行方】
ない、ない、ないないないー
中学の時、憧れのあの子に書いたラブレター
徹夜して何度も見直して書いたラブレター
でも、結局渡せなくて、引出しに封印したラブレター
どこにやってしまったんだ
あなた、部屋をこんなに散らかして、いったい何をやっているの?
背後から妻が驚いた声をあげた
びくりとして振り返る
えっいや、ちょっと掃除しようかな、なんて
それにしたって散らかしすぎでしょ
ああ、うんそうだね片付けるよ
じゃあ、終わったらお茶にしましょう、一緒に見て欲しいものがあるの
え?まさか?
恐る恐る振り反ると、妻の手には探していた手紙があった
全身から汗が滝のようにわき出る
舌がうまく回らない
う、あ、それ…
うふふ、ラブレターだって初めて見たわ
いや、それは…
この字は中学か高校くらいかしら、ハートのシールが張ってあるわ
違うんだ、それは………頼む、返してくれないか?
嫌よっ!
妻はびしゃりとそう言って部屋から出ていった
おわった、完全におわった、膝から崩れ落ちるようにしゃがみこむ
部屋の外から妻の声がした
私、ラブレターもらうの初めてなのよ。珈琲いれるから一緒に見ましょうね、あなた。
【輝き】
眩しくて見てられない
けど、羨む
自分にもあるような気がして
見渡しても見あたらない
きっと無いのだと言い聞かせる
見ないフリ
探す努力もしたくない
卑怯?諦め?怠惰なのだ
だから
背を向ける
【書く練習】
[体調不良は頭も不良]
咳が止まらない
夜が寝れない
睡眠不足
どうしたらいいのか、
何とかせねばと思うけど、
不調の時に考えると、
ろくなことが浮かばない
【書く練習】
昨日から咳が止まらない
苦しくて夜も眠れない
今日はもうお休みします
【ありがとう】
今日に
明日に
君に
皆に
世界に
感謝できない日もある
呪ってやりいたい時もある
だけど、幕引きくらいは感謝して終えたい