【書く練習】
今日は朝から調子がよかった
仕事も辛くなくて
帰りに息切れすることもなかった
しかし家に帰ると体かどっと重くなり
横になってしまった
そして一日を思い返した
自分のしたことを激しく後悔したり
自分の話した言葉に嫌気がさして七転八倒した
なんで?元気だったはずなのに
何がいけなかったのだろうか
何よりどうして気づけなかったのだろうか
自分の体は自分が一番よく知ってるなんて、嘘だ
【ジャングルジム】
この中落ち着く
心の中にもジャングルジムがあったら
なんか心を守ってくれそう
【声が聞こえる】
昔云われた言葉
時々、不意に思い出して辛くなる言葉がある
心身が辛くなり病院にいき、先生に思うままに話した
しかし、急に不安に襲われて、聞いてしまった
「私が、いけないんでしょうか?」
すると先生はめんどくさそうに言った
「そうですね、あなたが悪いのかもね」
女性の先生だった
心臓がどくりとして、耳の周りの空気がブワッと膨らんだ気がした
どうやって診察室を出たのか覚えていない
待合室で会計待ちをしていたら、呼吸が激しくなり苦しくなった
事務員か、看護師かわからないが声をかけてきて
過呼吸ですねと言った
その後、会計をして病院を出された
薬局で薬を貰って帰ったが、薬も飲まずに病院にも行っていない
今も、なにか起こるたび、
私が、悪いのか…そう考えてしまうことがある
そんな時には、あの女医の声が微かに聞こえる気がする
【秋恋】
落ち葉舞い散る街道で
すれ違った君に恋をした
降りしきる銀杏の黄色と
君の黄金色の毛
ピンと立った耳
やや前のめりの姿勢
くるりと丸まったしっぽ
君の後ろ姿に何度声をかけようかと思ったことか
ぐっと堪えて君を見送る
君にはもう決まった飼い主がいるのだものね
ああ、せめて、ふわふわの柴尻を目に焼き付けておこう
願わくば明日も君に会えるといいな
【大事にしたい】
誰彼も私に投げる言葉は
いつも小さく私を傷つける
かすり傷だ
しかしそれは無数に数を増やし
いつしか私のこころ全体を覆う
かすり傷だと云って自分を守ってこなかった
自分が悪い
だけども、周りを恨まないではおれない
バカやろう
ふざけんな
人に任せるな
自分のことは自分でやれよ
あわよくばってのがミエミエなんだよ
もーどーなっても知らんからな
…なのに、気になって気になって、結局、手を出してしまう
意気地無しの臆病者なのだ
そのせいで、今まさに私は息も絶え絶えになっている
なんで自分のことは大切に出来ないのだろう
だれか教えてくれないか…