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5/2/2024, 4:39:50 PM

「優しくしないで」

今はそんなにないが、子供の頃はまだ感情の整理がつかないからか、親に誉められたりすると、逆に煩わしく感じて「優しくしないで」なんて言っていたと思う。
僕は、天の邪鬼だったのだろう。
優しくされると、その人を怒らせたいと思ったし、怒られると、褒められようと頑張っていた。
なんともめんどくさい子供である。
今は感情の整理もついてか、ただただ皆に優しくされたいと思うばかりである。
でもたまに、優しくされるのが辛い時がある。
不甲斐ない自分を怒って欲しい時がある。
優しさだけでは何ともならないことはあるから、僕は、色んな自分を見せられたら良いなと思う。

5/1/2024, 4:06:25 PM

「カラフル」

色は、この世界そのものを表しています。
白いキャンバスが世界で、様々な色は人です。
色は皆好き勝手にキャンバスの中を駆け回ります。
やがて、キャンバスは真っ黒くなり、最後は全部消されて真っ白に戻ります。
ちょっと怖い話ですが、人の歴史はこんなものです。
でも、やっぱり人は色を出したいんです。
自分の色を。
最後は真っ黒くなってしまうのだとしても、自分の色を刻みたいんです。
だから、「カラフル」は綺麗なんです。

4/30/2024, 3:23:40 PM

「楽園」

漫画とかドラマとかの物語を見ていると、時折何々の楽園と出てくることがあります。
それは本当に人々が幸せに暮らせる場所かもしれないし、楽園という名の監獄かもしれない。
個人的には、物語で楽園と聞くと、本当に楽園なのか疑って見てしまいます。
人々は楽園を目指して行きますが、大体の物語では楽園は存在せず、真実は残酷で終わります。
もしくは、真実を知ってもなお、自分達は乗り越えて本当の楽園を見つけるんだと、旅を続けていったりします。
物語としては、その方が良いのかもしれません。
楽園なんか無くても、それを探す過程が大事なのかもしれません。
でも、ふと思う時があります。
「現実を見るのは、現実だけで良いから、せめて物語の中だけでも楽園が存在していても良いのではないか」と。

4/29/2024, 5:50:31 PM

「風に乗って」

子供の頃は、本当に空を飛べると信じていた。
信じすぎたからか、とてもリアルな夢を見たことがある。夢だとは分かるのに、変な浮遊感が確かにあって、寝ているベットの上に浮かんでいた。
だんだんそれが怖くなって気がつくと…朝になっていました。
あれは、幽体離脱か何かだったのだろうか。
ただ、あの瞬間は怖さもありながら、これが空を飛ぶって感覚なのかと楽しさも感じていた。
今でもあの時の感覚は残っている。
今度はただ浮くのではなくて、風に乗って自由に空を駆け回ってみたいです。
飛行機やパラシュートなど、何かに頼って飛ぶのはどうにも不安がありますが、自分の力のみで飛べたときは、それはもうただただ気持ち良く飛べるのでしょうね。

4/28/2024, 5:23:12 PM

「刹那」

僕は今、高校時代に持った夢に向かって、歩き出しています。
高校時代から、この歩き出すまでの間は全く別のことをしていましたが、それを無駄だとは思いません。
例えやってきたことが、今やっていることに関係ないのだとしても、意味の無いことなんだと言われても、今日の僕を作ったのはこれまでの僕のおかげなんです。
意味はあるんです。
これまでの一瞬一瞬に、刹那に思いを込めて、今日も夢に向かって歩んでいます。

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