Sugar Lips

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9/8/2023, 11:13:01 PM

愛している…

素直に心に浮かんだその言葉は
とても不慣れな感じで けれど純粋で
僕の心を貴女への想いで満たしてくれる

貴女の何気ない優しさが
僕をどんどん変化させて

貴女の僕への愛情が不確かなのだと
そう…わかっていても

貴女が僕の傍で笑顔でいてくれるから…

あの時と同じ胸の鼓動を感じながら
僕は…貴女にまた恋をする

9/7/2023, 12:48:05 AM

さぁ…今

その時を告げる

自分を信じて…

振り向かずに走り出せ

さぁ…今

その時を告げる

僕を信じて…

手を取り合って走り出そう

この恋の始まりを

今…その時を告げる

9/5/2023, 12:17:58 PM

若いという生きる力が溢れていた僕は
自分を精一杯生きることに夢中になって
今、思えばたくさんの物を得た代わりに
たくさんの人を失ってしまったように思う
誰もが経験する孤独や喪失感も
ひと通り味わうとそれは自分の心に
新たな種類の感情をもたらすことを知った

誰かのために生きている貴女を見て
僕は何も言うことができなかったんだ

誰かのために笑い 誰かのために泣き
誰かのために苦しんで 誰かの幸せを願う
そんな貴女はいつでも幸せそうだった

海辺で見つけた美しく小さな貝殻を手に取り
嬉しそうに笑う貴女の澄んだ瞳と声が
僕の心に忍び込んで…僕の心に住み着いた

心臓の辺りがキリキリして、気分が悪くなった
何だよ…これ

きっと…貴女の仕業だろう?
僕の心を締め付けて、僕の心を狂わせる

そして、僕はいつも思うんだ

貴女のすべてが欲しいと…


9/4/2023, 11:53:38 AM

生暖かい風が雨に変わって
ふたりで走って雨宿りしたあの日

初めて見た大きなアーチの虹は
絵に書いたような七色の虹色で
まるで絵本の中に君と飛び込んだような
そんな不思議な時間がそこには存在していた

キラキラとしていたのは…きっと
雨上がりのアスファルトだけじゃない

虹を見上げる君の姿は揺らめいて
そして…キラキラと見たこともない
光を放っていたんだ

君から溢れるきらめきは
雫となって僕に降り注がれて

僕は…あっという間に恋に落ちた



9/3/2023, 4:20:04 PM

些細なことでも話して欲しい
気持ちを隠さずに…話して欲しい

貴女はそう言って僕を優しく見つめる
僕は何も言わずに貴女を見つめ返す

嬉しかった…ただ嬉しかった

けれど、些細なことだから
言えないこともあるんだ

例えば…

貴女が長い髪を切ったあの日のこと
僕が泣き疲れて独りで眠った夜のこと

貴女が帰らぬ誰かを待ち続けていること
僕が貴女を愛し始めてること

この想いを隠さずに貴女に話したら…

貴女は僕を愛してくれますか?

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