Sugar Lips

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8/28/2023, 12:17:27 PM

真夜中の突然の君の訪問に
ちっとも驚かなかった僕を見て
君はその小さな頬を膨らませて
僕に怒って見せた

長い髪は夏の湿った空気で濡れていて
白い肌は汗の雫でしっとりと艶めいていた

さぁ こっちにおいで…

夜が明けるまで君を離さないよ
一緒に夢の続きを見よう

夜が明けたら 僕達はきっと…
いつまでも一緒にいられる




8/27/2023, 11:51:47 AM

なぜだか…わからないけれど
たくさんの人の中で貴女だけが
そこに存在しているように見えたんだ

夕暮れ時の交差点は、帰路を急ぐ人で
あんなにも溢れていたのに…

急に降り出した雨を楽しむかのように
空を見上げて微笑んだ貴女は
あまりにも美しく過ぎて

雨に佇む貴女に僕は心を奪われた
もう一度…貴女に逢いたい

貴女は…今
どこにいますか?

8/25/2023, 11:38:21 AM

いつも僕の隣にちょこんと座る君が

今日は向い合せで座っている意味を
僕は深く考えなかったんだ

気まぐれな君のことだから
意味なんてないって…そう思っていた

その憂いを帯びた君の横顔は
とても美しく…そして儚げで
僕は自分の罪の重さを知ることになった

ねぇ…もし君が許してくれるなら
今度は僕が君の心に向い合せに座わるから





8/24/2023, 12:13:37 PM

なぜ…あの時
君の手を取らなかったのか

いいや、違う
君の手を取ることができなかったんだ

アイツの隣で笑う君が…
アイツを見つめる君の瞳が…

すぺてを語っていたから

やるせない気持ちが溢れて
泣きたくなった僕は…

多分…君を愛していた


8/24/2023, 2:42:53 AM

ふと…思い出したのは

あの海の色

君と見た

あのコバルトブルーの海の色

今…気付いたんだ

あの海の色が

君の涙の色と同じだったことを…

あの海へ行こう

君と見た…あの海へ

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