6/7/2024, 5:52:41 PM
〖世界の終わりに君と〗
大切な人との別れは、とてもつらい。
きちんとしたお別れができないのであれば、尚更。
可能な限り、ずっと一緒にいたい。
君と一緒に最期を迎えられたらと、よく考える。
世界の終わりに君といられることは、
とても幸せなことだ。
それが、僕の一番の望みかもしれない。
6/5/2024, 4:05:25 PM
〖誰にも言えない秘密〗
そっと蓋をした。
丁寧に柔らかな布でつつんで、
さらにふわふわの綿で覆った。
自分の場所の、ものが多いところに、そっと置く。
目に入らぬように。
目に入っても、気付かぬように。
気付いてしまっても、恐れることがないように。
6/1/2024, 5:15:52 PM
〖梅雨〗
昼間なのに少し暗い。紫陽花に雨がかかっている。
そんな様子が、昔は好きだった。
だから、今は少し苦手なのだ。
でも、今の僕には新しい傘がある。
とっても素敵な、お気に入りの傘だ。
なるべく長持ちしますように。
なくしたりしませんように。
きみと一緒に入るのを楽しみにして、
僕は傘を開いた。
5/31/2024, 5:12:45 PM
〖無垢〗
真っ白で、ふわふわで、花みたいな君がやってきた。
彼女が歩みを進めるたびに、
ふわふわ、ふわふわ、と揺れている。
暖かな光に包まれて、君はとても楽しそうだ。
にこりと笑うと、またふわっと揺れた。
5/30/2024, 4:22:14 PM
〖終わりなき旅〗
目の前に、知らない景色。
一歩足を進める。
目の前に、知らない景色。
決まった目的地はない。
どこで終わるかも分からない。
後戻りはできないし、
二度と同じ場所には来られない。
ただゆっくりと、歩みを進めるだけである。