“雨上がり”
さあ出かけよう!
かさはもういらないな
さっきまでの暗い雨はやんで
虹もでてるよ
陽の光でまぶしいくらい
世界は輝いている
スキップして一緒に歩きましょう
鼻唄なんかもいいね
暗い気分もすっかり晴れて
行きたかったあそこまで出かけてみよう
一緒に
“まだ続く物語”
出会って間もなく
ピンときたの 「あなただ」って
でも 私は汚れてしまってるから
嫌われたくなかった
優しく 強く 綺麗なあなたは
とてもまぶしくて
私の心の黒ささえ 光に変えていった
まるで生まれたてのように
まるで大事にされてるように
まるでやわらかな毛布のように
“渡り鳥”
渡り鳥は自由なのか
生きるために海を渡る
自由な旅に出ている訳では無い
自分と家族を守るために、
食べ物がたくさんあり、温かく、安全に過ごせる場所へ、渡る
命がけで…
でも、やはり羨ましい
大空を飛び、降りてみたいところに下りる
絶対に私が見たことのない世界を見ているはず
そこは森の木の天辺だろうか
そこは道端の街路樹で、忙しく道行く人々を眺めているだろうか
そこは海岸に流れ着いた流木の上で、引いては返す波を見つめているだろうか
そこはビルの屋上の手すりで、そこで一息つく人を見ているだろうか
何を見て、何を思っているのだろうか
明日はどこに向かおうか
“未来への船”
もし有るのならば、
未来への船で、未来を少し覗いてみたい
私はひとりぼっちかな
となりに一緒に笑い合っている人はいるのかな
私の世界はひろがっているのかな
暗い部屋にいるままなのかな…
“静かなる森へ”
「死にたい」
消えてなくなりたい…
それは、本心か、または報復か…
あいつに後悔させたいがために、こんな考えをしている私は、バカなのか…
何を言ってももう分かり合えない、と思ったら、心は無になる
心を無にするしかない
楽しい事だけしていたいのに、それが邪魔なのだ
存在自体が邪魔なのだ
邪魔なのは自分の方なのか…
居なくなれば、全てがうまくいくかも
それもわかっている 感じるいつも
だから、消えてなくなりたい
悲しむ人もきっと数人はいてくれるけれど、
あいつが一生後悔すればいい、
そして、私が大事にしている私以外の人を大切に思えばいい
もっと人を大切にする気持ちを持てば私が居なくなる意味もあるだろう
そして、後悔して悔やんで、一生責められて生きていけばいい
それくらい思う
だって、「無」になったから
もしかしたら、自分を正当化するための憎しみかもしれない
でも、それが今の私の感情
それが今の私のかんがえ
なのにあいつは、また私のせいにした
あなたの態度がそんなだからじゃないの?って
あなたがそんなだから、俺はこうなっているんだって
でも、自分は何とも思っていないっていった
すでに矛盾だ
私の考えすぎだとも言った
私は何も考えていない
感じたままを話しただけ
話さないと息が詰まっていたから本音を言っただけ
本音も勘違いにされた
勘違いじゃねーよ
そう感じてんだよ
私だって一人の人間だ
自分に向かってる相手の感情くらい読み取れる
勘違いだというなら、勘違いさせんじゃねーよ
お前の責任だよ
人に押し付けんなよ
またそっちがこっちに跳ね返すならば、そこにはもう何もないと思うが、この考えも私の勘違いなのか??
私は勘違いと思わない
もう、そこに何も無いのだ
それにさえ気づいていないなんて、かわいそうになるよ
静かなる森へ、一歩踏み出そう