“やりたいこと”
何にもないんだ
そんな事を考えてる時間もない位
ただやることをやるだけの毎日
やりたいことをやろうとする時間は皆無
それがいまの生活
私は―孤独―だ
“朝日の温もり”
鳥のさえずりで目が覚める
いや覚めないようにまた目を閉じる
この時間が一番気持ちがいい
まどろみながら、鳥の声がやけにうるさく聞こえてくる
―起きたくない―
ちょうどカーテンとカーテンの隙間から眩しい光が入り私の顔を照らす
―うぅ………―
朝の光は否が応でも希望に満ちている
起きないと勿体ないよと言ってくる
それが朝日の力だ
“岐路”
岐路、キロ、きろ…
これまでいくつもの岐路を選択してきて、今の私がここに居る
もしパラレルワールドがあるのなら、そっちの自分を見てみたい
と思うのはみんな同じか…
正しい選択をしてきたつもりだが、努力が足りず今現在、思い描いた未来にはなっていない
でも、それこそがこの世界の私だったのだ
別次元の私は、あの時、あの岐路で、間違いの方だと思った選択をした方の自分が、実はその後、今の私が焦がれる自分になっているのかもしれない
要は、無い物ねだりなのだろう
今、
ここに意識のある自分が私であって、
パラレルワールドが有ろうが無かろうが、ここに居るのが私なのだ
コレが私なんだ
だから、
この私が心から納得できる人生を送っていきたい
私の選んできた選択が間違いなかったと、いつかこの世から消えてしまう時に、そう思えればいいじゃないか
“最悪”
サイアク…
今日はほんとに最悪な一日だった
朝からほんとツイてないことばっか
でも、最後に、
一日の終わりに、ビールをもらった
こいつがほんとに美味かった!!
それだけで、「最悪」が「最高」に!
私は簡単だ!
“誰にも言えない秘密”
この世の中に、秘密の無い人なんているのだろうか―
私にはたくさんの秘密がある。
もちろん、秘密なのだから誰にも言わない。
秘密のある毎日は楽しい。
それを隠している事で勝手に優越感に浸ることができる。
だれかと共有するつもりもない。
だって、それこそが「秘密」なのだから。