「青く深く」
海は青い。
そして海はどこまでも深いところまで行く。
そうな風に愛や恋も深く深く相手を想うことが出来たら、どんなにいいんだろう。
愛や恋は、深ければ深いほどいいと思っている。
でも、時にその深さが自分を傷つけてくる。
深すぎるから別れを告げられたり。
相手と深さが違いすぎて、合わないって言われたり。
そんなんなら、愛や恋に深さを求めないような世界にして欲しい。
でも、現実はそうは行かない。
求めたくなくても、無意識のうちに求めてしまう。
恋愛は時に残酷だ。
それでも尚、人は恋愛をするのである。
自分がまた傷つくかもしれないという心配と不安を抱えながら。
人を探し、人と出会い、恋に落ちる。
選ばれた者だけが、恋の先に進む道が開かれる。
いつかは、自分もそっちの道へ行きたいと思いながらも
もしかしたら、行ける日は来ないのかもしれないな。と今日も自分の負の感情と戦う。
いつか、自分にもう一度振り向いてくれるといいなと、別れた彼を待ちながら。
「まだ見ぬ世界へ!」
世界は、自分の見た事のある部分だけを言うだろうか。
いや、そうでは無い。
見たことの無い世界を見に行くのもいいことだろう。
むしろ、どんどん見たことのない世界へ行こう。
たくさんの世界を見ることはいいことだよ。
それは特に恋愛でそうだと感じる。
1人の人に一途になれるのは凄くすごいこと。
なかなかできないからね。
でも、周りを見てみるのもいいと思うよ。
ただし、
誰とも付き合っていなくて、フリーの時に限るけどね。
相手がいる時は、さすがにダメだよ。
無理せずみんなで、まだ見ぬ世界へ走っていってみよ!
「最後の声」
大好きな人がいる。
その人の声は、
すごく優しくて、
聞いていて、
すごく心地が良い声だ。
好きな人の声は眠くなると聞くが、
それは本当なのだった。
好きな人の声を好きな人の隣で聞く。
もっとお話がしたいのに、
眠気が私に襲いかかる。
それだけ安心ができる声なのだ。
そんな人ともう会えなくなるとしたら、
どう思うんだろう。
きっと悲しくて仕方がないだろう。
その人の声を聞くのが今日が最後だとしたら…。
なんて言って欲しい?
そんなのは一択だろう。
「大好きだよ、愛してる。」
彼から聞く最後の声は、これがいい。
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夢の中で、私はこんなことを言っていた。
でも、それは夢の話。
現実世界では、
最後になんてならないといいなと思いながら、
今日も、
大好きな人に会いに行くために、
オシャレをして、
メイクをして、
可愛い自分で家を出る。
「ちいさな愛」
それは、
一見周りの人から見ると
ちっぽけなものに見えるかもしれない
でも
本人にとっては、すごく大きく
心の底から大切にしたい
大切にしなきゃ行けない
相手を強く思う
愛なのである。
小さいとは
目に見えないという意味で
決して、
大きさが小さいという意味では無い
「小さい愛」
すなわち
目に見えない愛情
「空はこんなにも」
何故だろう
私は空の下で
大粒の涙で
頬を濡らしながら
うずくまっている
見上げれば
空がこんなにも
青く晴れ渡っているのに
私の心は
暗く雨模様