『雪を待つ』
『イルミネーション』
『愛を注いで』
カップにコーヒーを注ぐみたいに
愛を注げたら 如何でしょうか?
少ないなと感じたら、注ぎ足せばいいし
このまま注ぐと、溢れると思えば、
途中で注ぐのをやめられそうですね。
コクが欲しければミルクを
甘さが欲しければ砂糖を
足すこともできますね。
でも、実際は
愛とは目には見えないもの。
味や香り、音や質感など、
五感では感じ取れないもの。
目に見えないからこそ、
五感では感じ取れないからこそ
注ぎ方も、受け止め方も
人の数だけありそうですね。
だから、あなたの愛は
あなたにしか注げない。
あなたの愛の受け止め方も、
あなただけのもの。
コーヒーを飲んでくれた人の
表情や仕草を見て
次に注ぐ コーヒーの量や温かさ、香り、
甘さやコクを調整するかのように
目には見えない
あなたならではの愛を
丁寧に あなたらしく 注げますように
『心と心』
心と心を繋ぐのは
心から紡がれる言葉と
心から溢れ出る表情と
心から響き渡る声と
繕わない 飾らない ありのままの振る舞い だけ
だから、心こそが 最も大事で
心こそ 最も
時間をかけて 育てていきたい 磨いていきたい
『何でもないフリ』
何でもないフリして
きみのことを もっと知りたくて
何でもないフリして
あれこれと きみについて 思いを巡らして
何でもないフリして
きみに さりげなく 質問してみたりした
気付かれては困ってしまうから
これからも 何でもないフリして
きみを 慕い続けるよ
しんどいなって、ひとりになると
感じてしまうこともあったけれど
でもね、何でもないフリすることは
今の私にとって、
修練の一種だと 思うことにしてみた
いつか、何でもないフリする必要がない人と
巡り会えた時に、
ありのままの自分で 素直に 心ゆくまで
大切なその人と 向き合える自分でいられるために
今は、何でもないフリして
きみを慕う心を あたため 深め 味わいながら
人と向き合い 自身を見つめる修練を積み重ねて
希望は離さず 期待は手放して
そのときが 巡り来るのを
じっと こらえて
そっと 待ってみたいと
そう思っている