『太陽の下で』
『セーター』
『落ちていく』
『どうすればいいの?』
自分自身が心の底から、変わりたいと、
魂から叫ぶような、強い、深い思いが無ければ、
永遠に、変わることなどできない。
そんなことは、もうとっくに昔から
わかっているつもりだった。
でも、頭でわかるのと、
心の底から、その通りだと感じるのは
全く訳が違った。
心の底からの感得は、思考を超えて
心と体が一体となり、もう無我夢中で
体が勝手に動くような感じで
物事も、どんどん進んでゆき、
自分自身も前進している感覚がある
対して、今の私は、心も体もバラバラで
停滞して、どんよりしていて、
息抜きだけが生きる目的になってて。
心のどこかで、もういっそのこと
このままでもいいんじゃないかって。
偽りのオアシスに沈んでいく。
目の前のインスタントな、欲望を満たす甘味に
ついつい、無限に手を伸ばして。
インスタントな甘味だけを貪り続ける未来に
健康なんて、存在しない。それは、直感的にわかる。
あるのは、後悔、そして虚無という慢性疾患と
絶望という急性疾患
頭では、わかっているのに、体は動かない、
心も身動きひとつさえしない。
どうすればいいの??
自分には理解できない、心の引っ掛かりが
きっと、どこかにあるはずだ。
掛け違えたボタンを見つけて、
一つずつ外してから直してゆくように
ひとつひとつ丁寧に、私の心と向き合わなくちゃ
糸がほつれているボタンがあれば、
やさしく繕ってあげよう。
欠けてしまったボタンは、より一層やさしく、
包み込むように触れてあげて。
ボタンが行方不明ならば、
代わりのものを縫い付けつつ、
先代が帰ってくるのを、少し気に掛けてみようか
心が動けないときには、
必ず、何かある。
きっと、意味がある。
「有難い」が、「当たり前」になると
人は、相対するものを、雑に扱ってしまうんだ
だから、私たちを見守る、見えない大きな力が
そっと、おしえてくれているのだろうか
『どうすればいいの?』
「あなたの大切なものは何?
ゆっくり、丁寧に、ひとつひとつ
教えてくれるかな?」
「どんなに、時間が掛かってもいい」
「満ち溢れている当たり前の中から、
あなたにとって、本当は、有る事が難しいものを
思い浮かべて」