11/5/2024, 6:07:08 AM
日曜日の午後の明るさ。
明るければ明るいほど。
【哀愁を誘う】
11/3/2024, 1:28:19 PM
小さい頃、鏡を見るのが好きだった。
けれどもそれは別に自分の容姿が好きだったわけではなくて、ただ「皮膚の表面を至近距離から見ると地面のように見えるな」とか、「瞳の中の模様を見ていると少しぞわぞわするな」とか、そういう「自分の一部なのに別の世界が見える」という要素を探すのが面白かっただけだと思う。
大きくなってから、鏡の中の自分が「知らない誰か」のように見える日が多くなった。
疲労で心もぼろぼろなのに、鏡を見ると自分の口角が少し上がっていて、微笑んでいるように見えたりとか。
やるべきことを適切にやって満足して1日を終えたのに、鏡にうつる自分がまるで、この世のすべてを恨んでいるような表情をしていたりとか。
そういう時に、昔を思い出して鏡に顔を近づけて自分を観察してみると、やっぱり皮膚は地面みたいにひび割れているし、瞳の中の模様は繊細で、ぞわぞわしたりする。
そうすることで私は、「どんなに違う人間に見えてもやっぱりこれはあの頃と同じ人間なのだな」と確認することができている。多分、きっと。
11/3/2024, 7:15:33 AM
眠る瞬間の記憶というものがない。
ということを、眠りにつく前に時々思い出して、いつ眠るのか観察してみようとする日があるけれど、
結局気づいたら朝になっており、「眠る瞬間」というものが曖昧なままだ。
目覚めた瞬間の記憶ならのこる日もあるのに、不公平ではないだろうか。