隠された真実。

うーん、隠された真実...そんなポイポイ思いついちゃったら隠されてないんじゃないの?なんて思案しながらキーボードに指をかける。

じゃあ私が隠していた話でも、と思ったけど不特定多数の人が見るようなアプリで告白することじゃないね。

風鈴の音。

実家に、風鈴と呼べるかちょっと怪しい謎のオブジェがある。カーテンレールに吊るされたそれは黄色の鳥の下に鉄の棒が吊るされていて、それらが風に揺れるとぶつかり合って音がするのだ。

風鈴は鈴とあるからおそらく覆うものの中に音を出す何かが入ってなければいけないとしたら謎の黄色い鳥は風鈴じゃないのかも?

心だけ、逃避行。

これはどう考えてもどうぶつの森。
最近、あつまれどうぶつの森を始めた。島の評判はまだ星2だけど頑張っている。明日は初の魚釣り大会があるのでちょっと楽しみだ。

私もスローライフしたいなぁ、でも虫嫌いだからな……

ちなみに部屋には大好きなピラルクのプールが3個並んでいて入れたものじゃない。

冒険。

小さい頃は公園の遊具1つで冒険ができたものだ。
ロープで作られた吊り橋や、トンネルの洞窟。
滑り台なんかは特に楽しくて、リポビタンDの「ファイトォー!いっぱーつ!!」なんてセリフを友人と一緒に再現したりして。

大人になってできる冒険と言えば新しいご飯屋さんの開拓位だが、それもまた楽しい。

届いて……。


届いて欲しかったのは一通の手紙。
日本に来た私の目下の悩みは当時付き合って6年の彼氏についてだった。
ルイースくん、私と苗字が連番だったために移動教室では手を繋いで廊下を歩いた。(小学1年、2年の時は移動教室の度に男女2列に並ばされて手を繋いで先生の後について行くスタイルだった)
彼はエクアドル出身の子で、住まいは同じくニューヨークのクイーンズ。どうやら日本のアニメ、特にドラゴンボールが好きだったようで、よく悟空の絵を描いてはどう?と評価してくれと見せてくれた。

彼と正式に付き合った日はいつだったか分からないが、頬にキスはよくあったし、誕生日に指輪やブレスレットをくれたり、バレンタインに花束を貰ったこともある。
彼のお姉さんに紹介された日に、ああ、私ってガールフレンドだったんだな、と意識した。

子供ながらになかなかラブラブなカップルだったんじゃないかと思う。実際周りの子は案外付き合っては別れてを繰り返していたから。(まあ別れたからと言って友達に戻るだけなので気まずいとかはなかった)

しかし私の突然の日本への帰国に私は事情を説明することも、連絡先を交換することも叶わずに彼の元を去った。

ルイースに手紙を書いて、父親に送って欲しいと頼んだ。母親には手紙を保管された上で届かないとわかっていたから。

結局その手紙が届いたのか届いていないのか10年経った今でも分からない。返事はなかった。