『遠い足音』
どうして人は
選ばなければならないのだろう
どうして人は
答えを出さなくてはならないのだろう
どうして人は
決めなければならないのだろう
楽な方を選びたい
チャレンジしてみようかな
失敗したくない
後悔したくない
あっちを選んでいればよかったかな
人生は選択と決断の連続
足音はまだ遠い
でも その音は確実に近づいている
ゆっくり
真剣に
考える
自分の人生
自分で決めて
自分で作る
『秋の訪れ』
あけぼのがやうやう遅くなり
あしたの空気も冷たく心地
薄めの羽毛布団がつきづきしく
おどろけるになかなかいでられず
澄み切りし高き空
わたるいわし雲
風にゆるるススキ
自然の色も緑よりうつろひゆく
月を愛でつつ楽しむ
長き夜のほども
いとをかし
『永遠なんて、ないけれど』
このまま変わらずに 無限に続くなんて
答えをわかってるから
目にうつるもの一つ一つが美しく思え
いま、その瞬間、瞬間を大切に思える
何度も何度もたおれても
それでも起きあがって歩き出すことができる
限りがあるから
死ぬまで挑戦し続けることができるんだ
でも ときに
もうここで終わりにします
ここから先は挑戦しませんと
限界を認める選択をしなければならないことも
永遠とは とても儚い
『涙の理由』
そこには同じ悲しみがあった
家族であったり
友だちや恋人であったり
家族でもあっても
両親や配偶者
わが子、兄弟姉妹
悲しいという気持ちは同じでも
みんな立ち位置がちがうから
それぞれの悲しみの深さや想いの数だけ理由はある
自分だけの涙
自分だけの涙の理由
『パラレルワールド』
敬語を使う世界
礼儀正しい
堅苦しい
自信がない
相手を不快にさせない距離感
外側
敬語をまぜて使う世界
相手を敬う姿勢
きちんとした挨拶
やわらかい
自分らしさ
親しさ近い距離感
内側
敬語を使わない世界
はじめから不快
強引な詰め方
おかしな距離感
上座
パラレルワールドの入り口
適度な距離感の選択
近づきたいから
近づきたくないから