雪本惺月

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4/16/2026, 2:36:32 PM

夢見る心は
いつになっても
無くさなかった
色々なものを
手に入れては失って
虚ろな世界を嘲笑ったりもしたけれど
結局私の根っこは
サンタさんを信じるくらい夢想家だった

私は煙草が好きで
よく吸っているけれど
その最たる理由
あの時間だけは
現実を忘れて
自分の中でずっともがいている
夢と真正面から向き合えるからなんだ

4/16/2026, 4:28:32 AM

届かぬ思いは
届かないから
よりさみしくて
よりかなしくて
よりうつくしくなる

届いてしまったら
そこで終わりだ
完成しないから
完了しないから
終わらないから
未確定な結末のまま
きっとそれがいい

深青の波間を揺蕩うように
真夏の木陰で居眠りするように

4/14/2026, 4:51:16 AM

快晴
さざなみ
生ぬるい風
その日の夜の
眠るとき
打ち寄せる波に
さらわれるあの感覚が
エアコンの音がかすかに響くなかで
着信音のようにこだまする

4/12/2026, 3:36:46 PM

春になってきて
心地よいそよ風と
新鮮な草木の匂い
この丘の上から見える景色は
また新しく世界が生き始めたように感じられる
そうして私は
なんとか生きているよと
存在しているかもわからない
私の親愛なる隣人のために
遠くの空へ
静かに叫ぶのだ

4/11/2026, 11:22:27 AM

言葉にできない感情を
どうにか言葉にしようとするとき
自分に何か足りないものがあると
納得する言葉を内から持ってこれなくて
どうしてもそこで虚しくなってしまう
まだまだ人生という旅の途中で
掴めていないものがあるのは十分わかっている
わかっているのだけれども
心が泣いてしまって
結局はいつも通り
退廃的で郷愁的な
使い古されたジャンクな言葉を使ってしまう

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