『同情』
共感って難しい
友人の失敗談を聞いたら
自分の同じような失敗談を
ついつい話し始めてしまう
これはただの同情になる
会話としても
相手からしたら困るだろう
されてなんとなくモヤモヤっとなること
無意識にしてしまう
気づいた分だけ1歩成長―――だろうか?
だが猫や犬の話になると
やはり同情を隠せない
トイレやご飯、毛の状態に
病院やその子のクセの話など
聞けば聞くほど大変だと思うし
凄くわかるなぁと思うし
自分の体験談だって話したくなるというもの
よく似た悩みが出てくるものだった
〜シロツメ ナナシ〜
『枯葉』
枯葉は森のブランケット
寒くなる前に
自分の足元を温めるために
乾いた冬を越すために
土に水分を残すために
虫たちのかくれんぼになる
怖いやつから身を隠すため
枯葉はとっても役に立つ
お腹がすいたらご飯にもなる
虫にとってはご馳走の海
互いが互いの栄養になる
私の枯葉をあなたに
あなたの枯葉を私が
美味しいご飯をゆっくりと
分け合って美味しく頂きます
枯葉は新たな力になり
木葉にかわり、芽吹いてく―――
確か誰かも言ってたね
『木葉は二度咲く』って
〜シロツメ ナナシ〜
『今日にさよなら』
24時間が
短く感じ始めてきた
今日にさよなら―――したくない
削れるのは睡眠時間だけ
少しでも長く起きて
一日をせめて 25時間に変えて
ほんの少し得した気持ちになる
だけどそれ以上は
身体がやっぱり耐えられない…
もうすこし、
あとすこし……と―――
そこで意識がゆっくり無くなる
今日という日に、さようなら
あしたこそ―――、あしたこそ―――、
〜シロツメ ナナシ〜
『お気に入り』
子どもを見ていて、
特に時々思うこと
お気に入りと呼べるもの
それは どこにでもあるものであったり
それは 世界に一つだけのものだったり
それは 誰にでも手に入るものだったり
それは 誰かにもらって好きになったり
それは ある人にもらったからだったり
肌身離さず握りしめてたり
ずっと雑に大切に持ち歩いてたり
そんな「お気に入り」と呼べるものが
見つけられることそのものが
すごいなぁとよく思う
周りに影響されない
私の『お気に入り』
ん〜……なんだろうな
〜シロツメ ナナシ〜
『誰よりも』
誰よりも遠く
誰よりも強く
誰よりも賢く
誰よりも逞しく
―――なりたかった
私にはそれをするだけの
熱量も、強さも、執念も、
何もかも足りなかった……
好きだからという気持ちも
なんなら何となくや興味と言う感覚も
他の人より
圧倒的に気薄なものなのだと…
だから私は……
誰よりも休む名人になると決めた
誰よりも無駄な人生を送り
誰よりも何も無く
誰よりも平和な人生を目指す
『「何もしない」をする』達人になる
…とまで言うとただのニートだけど
でも無理してなりたい自分を
一生懸命探したり作ったりしてると
かえって私は心がすり減る
エンジンを空ぶかししてるだけ
そんなのガソリンももったいないだけ
自分がただ疲れてしんどくなるだけ
だから私は無駄なあがきをやめる!
今の自分はどうしたいのか
何をするのが安心するのか
誰といるのがのんびり出来るか
どこに行くのがワクワクするのか
風の向くまま 気の向くままに
心の向くまま 進んでみたい
ただ太陽を追いかけるだけの日
美味しそうな匂いのする方に向かう日
雨を眺めるだけのゆったりな日
犬や猫と一緒に寝るための日
全ての無駄が、
いつしか私の
かけがえのない日に変われば
それらは全部、
私にとって無駄な日なんて
たった1日も存在しない
―――もしかしたら
無駄なことって、
実はそんなにないのかもしれない
そんな私の
誰よりも無駄だらけに見える
誰よりも全く無駄のない日々を―――
〜シロツメ ナナシ〜