『あたたかいね』
ぽっかぽか〜
お猫様のお腹
ぽっかぽか〜
あったかカイロ
ぽっかぽか〜
コタツでマッタリ
ほっかほか〜
炊きたてのご飯
ぬっくぬく〜
あなたの手袋とマフラー
ほっかほか〜
あなたとのハグ
ぽっかぽか〜
冬場のお風呂
ぽっかぽか〜
冬場の布団の中
あたたかいねぇ〜
特に冬の布団は最強だよね〜
〜シロツメ ナナシ〜
24
『未来への鍵』
ホントはね?
みんな心に鍵を持ってる
いろんな鍵を持っていて
みんな好きに進めるの
だけども鍵は一人ずつ
使える瞬間(とき)が まるで違う
生まれた瞬間 使える子
あたりまえに 使える子
磨いて初めて 使える子
幾多の時超え 使える子
たまたま偶然 使える子
いつの間にか 使える子
壊れて初めて 使える子
瞬時に創って 使える子
開けれる扉もかずも違う
開けた世界も場所も違う
沢山扉を開けれる鍵
一度きりの究極の鍵
この世の扉を進むほど
人の鍵が気になる事も
見てきた世界や環境に
驚くことも落ち込む事も
それでもあなたは等しく凄い
今日まで開けてきたんだよ
同じだけの価値がある
あなただけの扉の数々
時には人の鍵と鍵
合わせた時に開けられる
扉も現われ 未知開く
そこから初めて使える子
新たに改たに、使える子
どうかその鍵持ってて欲しい
持ってる鍵のその全部
使えなくなるその日まで
あなたが新たな未来の鍵を
創れなくなるその日まで
自信も持って、開いて欲しい
怖くなったら一緒に開こ?
次の扉が待ってるよ
〜シロツメ ナナシ〜
23
『星のかけら』
この世は無限の大宇宙
無限のかけらが集まって
あなたも一つの小宇宙
かけらがひとつもかけてはならない
かけら全てがあなたを創る
奇跡でこの世に生まれ立ち
無限の未知に立ち向かう
創造、更生、融合、
破壊、転生、蘇生、
これらを無限に繰り返し
毎日あなたは生まれ変わる
こころを燃やせ とはよく言ったもの
あなたのコスモに 火を灯し
今の自分を超えて欲しい
時には外にかけらを探し
あなたの一部になっていく
時にはあなたがかけらを分けて
新たな繋がりできてゆく
私もかけら、小さなかけら
それは流星?それとも彗星?
散り行くかけらに結びます
おもいをそっと、結びます
拾ってくれたその一瞬
「あなたのかけら」に 私がなれたら…
〜シロツメ ナナシ〜
22
『Ring Ring…』
そのベルは
体のどこかでなっていた
心・頭・魂の
警笛だろうか
喜笛(きてき)だろうか
りん りん りん
リン リン リン
Ring Ring Ring
そのベルに
出なくていいの?
それとも
出たくないのかな?
答えはいいよ
鳴ってる事を
あなたが知ってればそれでいい
なって欲しいベルが
鳴るのをずっと待ってるんだよね?
今なってるベルには
どうしても触りたくないんだよね?
大丈夫
今は ちょこっと
聞き分けづらいだけなんだ
きちんと喜笛は鳴っている
迷い迷って構わない
辿り着ける、その音に
ココロオドルその音に
理想のあなたの、音ひとつ
あなたの中に散らばった
ひとつひとつを繋げてこう
りん リン Ring と
輪になる音
〜シロツメ ナナシ〜
21
『追い風』
「ねぇ、追い風って
感じたことある?」
追い風?そりゃあるよ
「どういう時?」
まぁ、自転車乗ってる時とか
「他には?」
他? 他は…ぁー…ん〜…?
ゲームで、とか?
ほら、オープンワールドで滑空する時に
風に乗って加速するとか
RPGでよくあるような
時間かけてやっと有利になる展開とか
「あーまぁそれもあるね。他は?」
え他?んー……
…そういや…それ以外は
ないっちゃ無いような…?
「ね?意外と無いでしょ?
あともしあるとしたら、
人生のチャンスぐらいじゃない?」
なんじゃそりゃ?人生のチャンス??
「そう!例えば…ほら、
なんかに挑戦してる時とか
それこそさっき言ってたゲームで
不利な状況がチャンスに変わる時とか」
…言われてみれば、確かに
なにかに挑んでる時に
自分に良い方に進む時じゃないと
なかなか(追い風が吹く)なんて
言わないもんな?
「でしょ?これって大発見じゃない!?」
大発見って…ん〜、でも確かに発見だな
実際にオレは、大してそういうの感じたことないから…言われてみればそうなのかもしれないって…なんか思ってきた…。
「ふっふーん(ドヤッ)」
ちなみになんかある?
そういう追い風感じたこと
「ん?ん〜……」
ん〜…?
「ん〜………自転車の追い風?」
やっぱそんなもんよなぁ〜
「だねぇ〜」
なんか気持ち的に追い風を感じれるようなこと始めて見たいなぁ〜
「あんたじゃどれも向かい風じゃない?」
…おまぁなぁ…、も少しぐらい
俺の追い風になってくれても良くね?
「アタシは追い風と言うより
あんたにおんぶされてる方がいい〜♪」
下ろすぞ?
「あーん!ごめんって〜!」
〜シロツメ ナナシ〜
20