ちょうど一年前は、人生に絶望してた。
入りたかった学校に受からず、滑り止めにも受からず、自分の行きたくない学校しか受からなかった。
そこに行くしか無かったから、選んだ。
だけど、毎日テスト三昧。校則もすごく厳しい。
その上友人関係も上手くいっていなかったから、
いいことなんか何も無いって思ってた。
僕は、検死や治療法などについて書いてある本が好きだ。
将来そういう職業につきたいというのもあるが、様々な知識を身につけたいというのが大きい。
だが、そういう本を読んでると友達に
「何?お前病んでるの?w」
「死ぬ系好きとか怖すぎw関わりたくないわ」
って言われたりする。
僕は亡くなってしまった方の役に立ちたいだけなのに、こうやって勝手に変なイメージをつけられて、避けられて影で色々言われたりするのは思っていたよりも辛いな。
曇りと雨は、どちらか分からないなんて思うことはないが、晴れか曇りか、判断する時にどっちなのだろうと思ったりする日がある。
僕はこれを感情表現に捉えたりもする。
晴れは笑い
曇りは憂いに満ちている
雨は泣き
泣いているところは一目見てすぐに分かる。
でも、憂鬱な気分な時、頑張って皆に合わせるために笑っているのは見ていてすぐには分からない。
雨の日に紫陽花の花を見ると、どんよりした空気の中で、キラキラと輝いて見える。
それは、雨が降りかかっているからなのか、紫陽花そのものの色が綺麗なのかどちらかは分からない。
僕はこの紫陽花のように雨の中でも、
きらきらと美しい姿をしているものが好きだ。
僕には好きな人と苦手な人がいる。
でもそれは、きちんと関わった上で、相手がどのようなものが好きか、どんな人が好きか、どんな性格をしているのか、そういうのを全部把握した上で好きか嫌いかを決めている。
1度関わってみないと自分が本当に苦手なのか分からない。だから僕は、噂などに惑わされず、きちんと自分で関わってから判断するようにしている。