「さよならを言う前に」
小学生の時
学校からの帰り道
ここからは別々の方向だね
「んじゃねぇ〜バイバイ!」
「んじゃねぇ〜バイバイ!」
ちょっと離れると
どちらかが振り返り
「バイバーイ!」
聞こえると
「バイバーイ!」
と返した
またちょっと離れると
「バイバーイ!」
また聞こえた
「バイバーイ!」
直線距離約200m程
家に着くまで聞こえた
「バイバーイ!」
そして
これでもかって声で
「まったねぇー!」
と返して
お互い全力で後ろ髪引き合った。
「空模様」
小さな感情の変化
変化というより
その表現そのものは
例えに空模様がある
どっちが先が?
それは宇宙を見れば
空模様の後の人間だ
自然に出来たのか?
それは疑問かも
そんな空模様に
きっとこんな気持ち?
と当てはめた
しっくり来た時
きっと気持ちよかった
そんな空模様は
人それぞれの
空模様なんだろうな。
「いつまでも捨てられないもの」
俺は負けたのだ。
お題?
何でもいいし
書く量も好きなだけ
だから簡単?
あれ?
どうした?
なんだか書けない
ちょっと書いたら満足か?
でもお題は毎日変わるだろ?
何を書いてもいいというが
お題を無視することが出来ない
軽く考えていた俺は
それぐらいは、の
それぐらいに負けたのだ。
そして
お題の通り
このアプリは捨てられないもの
になった。
「私だけ」
なぜだ?
私だけが見えてる気がする。
いつものように教室に入ると
いつもの席にあいつがいる。
嫌いなヤツだが
他の人に見えていないのか?
すごく暗い顔して殆ど動かない
亡霊なのか幽霊なのか?
休み時間になると
私の事をヤツと話しして人もいる
嫌だなぁ直接聞けばいいのに
なんか私だけ無視されてる感じ
あれ?
もしかして
これって
私はあいつの中で生きている?
「神様だけが知っている」
要は先のことを誰かが知ってるって
そう思いたいんだろ?
まぁ大体の人はそう思うかもな
でもさぁ
神様がもしもいるとして
知ってること隠すかな?
そりゃ〜残酷だぜ
だけど
人って結構
イヤだと思うところから
避けるように生きてきたと思うし
これからももっと避けられるだろう
それでも不慮は起こるわけで
このやり場のない受け止め先が
神様なんだろうな。