テーマ:変わらないものはない #406
変わらないものはない。
人は変化し続けるもの。
だから年を取るし。
だから好みも変わるし。
だから性格も変わる。
今日の私と昨日の私は違う。
今日の私と明日の私も違う。
常に変化していることに気が付かない。
小さな変化すぎて
変化が大きく分かりやすければいいのに。
そしたら変わらないものはないって
一目でわかるのに。
テーマ:クリスマスの過ごし方 #405
「クリスマスの過ごし方なんかあるの?」
急に元カレからポンッと入ってきたメールには
そんな事が書いてあった。
今日は12月25日。
クリスマスだ。
去年のこの日は彼と一緒に
イルミネーションを見に行った。
でも今年は違う。
「特に何も」
私はそう返す。
今年のホワイトデー、
彼を振ってから私たちの間には気まずい壁があった。
話そうと思ってももう友だちには戻れない、
そんな壁だ。
話さないでいよう。
なんてお互い決めていない。
でも気まずい壁は見えないけれどそこにあって、
私たちはもうこの壁を超えることなどできないだろう。
心のなかでそう思っている私がいる。
あなたもそうでしょう?
スマホの向こう側の彼に問いかける。
もちろんその返事が来るわけでもない。
ただ既読になり返信が来るまでの時間が長く、
その時間が彼が私を嫌にさせた時間でもある。
もう届かない。
届かないでいい。
だから早くあなたも私も
他の人を好きになればいいのに
そう願っている私がいる。
※♡4800ありがとうございます。
※年内で狼星の活動(このアプリでの活動)を
終了したいと思っています。
沢山の人に支えられ約1年、頑張ってこれました。
最後の最後まで、狼星の活動を応援したいと思って
いただけたら嬉しいです。
誰かの支えになれたらとやってきた活動を終了する
ということはとても辛いことではありますが、
諸事情によりこういう形での最後になりました。
後もう少しの時間で精一杯書かせていただくので
よろしくお願いいたします!
テーマ:イブの夜 #404
イブの夜
食卓にはたくさんのごちそうが並ぶ。
そしてごちそうが食べ終わると
僕たち家族はある特殊な儀式をする。
部屋を暗くして家の中心にある
キャンドルに火を灯す。
そのキャンドルが燃え尽きるまでは
話してはいけない。
何があっても、だ。
家族みんなでジッとその光を見ていると
不思議な感覚になる。
皆呼吸を忘れたかのように動きを止め、
火を一心に見つめている。
話さなければいいはずなのに
皆動きを止めて火のゆらめきを見るのだ。
今年のイブの夜も
きっとあの儀式の時間がやってくる。
僕はあまり好きじゃない。
でも家族である限りはやらなくてはいけない。
テーマ:プレゼント #403
クリスマスプレゼントを両親のために買いに行った。
父には水筒、母には靴下。
私が高校に入ってから
4歳下の妹と一緒にプレゼントを買う習慣ができた。
クリスマス以外にも結婚記念日に、
勤労感謝の日に、母の日に、父の日に、
そしてそれぞれの誕生日に……
そんなことをしているというと
周りからびっくりされる。
そんなこと私の家はしないよ?
って。
別にやれと言われたわけじゃないし、
嫌々やっているわけでもない。
ただ喜ぶ顔が見たくて
いつも頑張ってくれている親にも
感謝を伝えることが好きで。
親しき仲にも礼儀あり、というやつかもしれない。
今年も驚きと喜びの声が、我が家に響きますように。
テーマ:ゆずの香り #402
ゆずの香りがお風呂場に香る。
小さい頃はお父さんと妹と一緒に
お風呂にプカプカ浮かぶゆずを
クルクル回して遊んでいたっけ?
なんだか懐かしくなって
湯船に浮かぶゆずを突く。
いい匂いとともにくるっと回る。
小さくて可愛いゆずは
冬至にぴったりだ。