もしも未来を見れるなら
「あー俺もう死のうかな、俺に生きる価値なんて…」
それは、冬の日だった。その日も何もない、ただただ普通の日だった。俺には、好きな人がる名前は、
「さな。」いつも暴れている俺に毎日毎日、優しい笑顔を見せる奴。
帰り道、今日はさなが部活がなかったから一緒に帰った。
そして俺たちはいろいろ喋りながら帰った。
横断歩道について、さなと別れた。
すると、後ろからドンと何かがぶつかった音がした。
勢いよく、後ろを見るとそこにはさなが血を流して倒れていた。
急いで救急車を呼んだ。
そして、手術が終わりさなは一命を取り戻した。
学校が終わりさなに会いに行った。すると、手紙を渡された。そのあと、俺は家に帰ってすぐ寝てしまった。
次の日、さなが死んだと連絡があった。理由は
飛び降り自殺だと言われた。
それから三年
俺は、いつもこう思うもし未来を見れるならもう大切な人を死なせないと。
無色の世界
僕は、いじめられている。
でも、親には絶対に言いたくない。なんでかって?
そりゃあ、親に言っても「ふーん」としか言われない。友達もいない。これこそ無色の世界。
次の日、また父に連れられ学校に行った。
「こっちは、学費払ってんだぞ」だってよ。
まぁ、親に反抗したら生きる場所ないし黙るだけが一番いい。
そしてその日は、女子からのいじめ奥の女子は怖がって青ざめていた。前のいじめられてた人か。
やっと、昼休み靴が何もされてないか下駄箱へ行った。するとそこには、一つの手紙があった。
どうせ、放課後いじめられるんだろうと思って、中身を見てみると、体育館裏に来てと書いてあった。
行ってみると、一人の女の子がいた。
すると「好きです。付き合ってください」と言われた。
そして今、僕の無色の世界が恋色の世界に広がった
気がした。
桜散る
高校の入学式の時桜がたくさん散っていた。
入学式も終わり帰ろうと校門を出た時だった。
肩をトントンとされてゆっくり後ろを向くと、一人の男の子がいた。
すると男の子が、私の頭に手を動かして「桜ついてますよ。」といってきた。
ドキン 心臓が飛び出そうになった。
こんなことされたの初めて。
そこに、顔が真っ赤になっていく私がいた。
そして、桜散る中私は、恋の入学式を迎えた。
ここではない、どこかであなたは一人でポツンと生きている。
悲しいことも辛いこともいつも一人で抱え込んでいる。
でも、本の中だととても楽しく生きていられる。