終わりにしよう

この意味のない人生も、世界も

こんな退屈からは逃げ出してしまえ

他の世界を探しにいこう

貴方がいる世界へ

そこはどんな世界？

貴方は何を見てるの？

何を思ってるの？

どうやっていこうかなぁ

早くいきたいなぁ

待っててよね

絶対にいくから

君と──────

君は何でもお見通しと言うみたいに私の妄想を現実にする。

デートしたい

手を繋ぎたい

抱きしめたい

キスもその先も

私の事は何でも分かってくれる。

でも、これはどうかな。

手を取り合って生きる

できているように思えて、案外難しい事だと思う。

これからなんて分からないしさ、

こんな私の手を取ってくれる？

今だけじゃないよ、

ずっとだよ。

ずっと、ずっと。

離すなんて許さない。

絶対に離させない。

ばいばい。

そう笑って消えた貴方は心に何を秘めていたの？

私に言えない事って何？

その何か言いたげな、寂しそうな笑顔は何？

心がぎゅって、苦しくなるよ

会いたい会いたいよ。

帰って来てよ。

私を1人にしないで。

置いて行かないで。

もう一度その優しい声を聞かせてよ。

お願い

何もいらない...はずだった。

欲なんて産まれた時から持っていなかった。

何が欲しいかなんて分からない。

危険な目にあったとしても未来が欲しいなんて思わない。

自分の命すらいらなかった...はずだったのに。

君は余計なことをしてくれた。

君といたらゆっくりと深くまで欲に溺れて行った。

君との思い出

君からのプレゼント

君の笑顔

君からの愛

君の全てが欲しくてたまらない。

いなくならないでね。

君の余命はあと少しだね。

君が生きてくれるなら、私の命をあげるよ。


君が生きていてくれるなら、私は何もいらない。