愛し合う二人を、好きなだけ

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1/2/2025, 7:33:27 AM

新年
あけおめ
やっと熱下がった!!!!ふぅ!!!

12/31/2024, 12:56:08 PM

良いお年を

来年はもっと小説書くよ、多分ね

12/31/2024, 3:19:35 AM

みかん

インフルにかかって食えるものがみかんしかないです
助けてください

12/28/2024, 4:22:05 PM

冬休み2週間もなくて爆泣き

ちなみに冬休みがある愛し合う二人はいません残念です泣
おばみつも迅嵐も千ゲンもないです!!!こんにゃろ!!!

12/27/2024, 12:07:21 PM

小説
おばみつ※転生if



かじかむ手に息をふきかけながら暖を取る。長時間寒さに晒された手は赤みを帯び、感覚を殆ど失っていた。

「やっぱり今時期は手袋ないと辛いな…」

彼女である甘露寺蜜璃とのデートを楽しみにしすぎて、手ぶくろという冬限定最強装備をすっかり忘れていた。しかも今日に限ってポケットの無い服。約束の30分前に着いて、今現在約束の時間約10分前。20分間寒さに耐えてきた俺の手は、今日のMVPを与えたいほど頑張っていた。

「伊黒さーん!ごめんなさい!待ったかしら?」

ぜぇぜぇ息を吐きながら走ってきた甘露寺の姿を見て俺は笑みを漏らす。

「まだ時間まで10分もある。そんなに急がなくても良かったのに」

「ううん、私が伊黒さんに早く会いたかったの」

どうしてこの子はこんなにも可愛らしいことを言ってくれるのだろう。彼女に触れようと手を出すが思いとどまる。今の俺の手はとても冷たいのだった。
その様子を見た甘露寺は慌ててカバンの中を探る。そこから出てきたのは、紺色の毛糸の手ぶくろだった。

「丁度良かった!あのね、私、手ぶくろを編んでみたの。サイズが合うかちょっと心配だけど…」

彼女の手から受け取りはめてみると、厚手の毛糸で編んである手ぶくろは俺の手にピッタリだった。じんわりと温かくなる手と心に、俺は世界一の幸せ者だと心の中で呟いた。

「世界一だなんて。伊黒さん、大袈裟よ!」

甘露寺が鈴を転がすように笑う。どうやら声に出ていたらしい。

「いいや、世界一だ。ありがとう。大切に使うよ」

「うん!」

どちらともなく手を繋ぎ、俺たちは薄く雪の積もった道を歩き出した。

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