『何もいらない』
僕にとって1つ意外は何もいらない。
それは、僕の好きな人の笑顔だ。
昔、僕は彼女に救われた。
僕が窓から飛び降りて、自殺しようとしていた。
それを見た彼女は僕に手を伸ばし笑顔で「こっちに来て」と言ってくれた。
その言葉に僕は救われた。
その日から彼女の笑顔が好きになった。
だから、この世の何もかもが無くなってもいい。
ただ、彼女の笑顔を残してくれるのなら。
お題 もしも未来が見えるなら
僕は毎日、未来が見たいと思う。
学校の授業の時も
休日、カフェに行くときも
習い事に行く時も
何でかって?
それは、僕が恋しているから。
未来が見えるなら、
告白をしたら、どういう返事が来るかとか
僕は、片想いしている子とどんな関係になっているのかとか
でも未来が見えることなんてない。
だから、行動に移さないと。
今日から頑張ろう。
僕の生きている世界は、無色だ。
友達もいる
食べるものもある
だけど、僕はサブ役でしかなくて誰にも見つけられない人生だ
自分も何をすればいいのかわからなくて、この世界に色があるのかわからない。
でも、きっと、僕を愛してくれる人が現れたら世界に色があるか確かめられる気がする。
僕は、恋もしたことない。
恋愛もしたことない
でもきっと(愛されたい)という気持ちがあると思う
僕を愛してくれる人が現れるまで
それまでは、色の無い世界で生きていこう
4月のちょうど桜が散る時期に出会った人に恋をした。
クラス替えをして、新しいクラスにその子がいた。
始めてその子と同じクラスになったけど、馴染みやすいくて
クラスをまとめてくれるような、すごい人だった。
それから時間が経って、好きだと気づいた。
友達にもその子のことが好きだと伝えて、自分をどうしたら相手に好きになってもらえるか考えて、協力してもらった。ある日、友達に[告白したら?]と言われて
告白をしようと思った。
放課後、相手を呼び出した。告白をしようとしたとき、
一つの桜の木から桜が散り、告白とともに風で飛んでいった。