幼稚園の頃住んでいたマンションは
エレベーターがなかった。
4階に住んでいた我が家は
毎日階段で登り降りしていた。
小さい私は寝たフリをする事によって
自動的に運んでもらえる技を覚えていた。
お遊戯会の帰り。
その日も疲れた私は父の背中でぬくぬくと家に帰った。
家に着き、自然な感じて目を覚ます。
これで完璧と思っていた。
しかし母は気付いていた。
やられた。
寝たフリしてただろ、していないの押し問答。
気付くとカメラが回っていた。
しまった。撮られていた。
カメラの方に行き
「見せて!見せてぇー!」
そう言って誤魔化す。
ここでビデオは終わっていた。
小学生の頃友達を作るのが苦手だった。
正確には未だに苦手。
決まった友達を作るのがめんどくさくて
その日、その時の気分で誰と遊ぶか決めていた。
その中に「ともちゃん」という子が居た。
ともちゃんの特技は、
酸っぱい梅干しを平気で何個も食べれる事、
ろうそくの火を指で消せる事。
一緒に遊んでいる時は、
この特技でテレビに出られないか考えたり、
どうやったら不味い料理を作れるか研究したり、
某宗教団体に出家する計画を二人で立てたりした。
ともちゃんは私立の中学校へ行き、
気付けば疎遠になっていった。
高校生になり連絡を取ることがあった。
ともちゃんはギャルになっていた。
知っているあの時の「ともちゃん」はもう居なかった。
仕事を終えて外に出る。
ふと気付けば
街がキラキラしている。
いつからこんなにキラキラしていたんだろう。
昨日ということはないよな。
私は仕事帰りどれだけぼーっと歩いていたのだろう。
道を挟んだ向こう側の
クリスマスマーケットにはたくさんの人たち。
楽しそうと思いつつ、
なかなか道を渡れない。
人が多いし、
寒そうだし、
食べ物も高いんだろうな。
向こう側にいる人たちが
クリスマス気分を楽しんでいる。
うらやましいと少し思いつつ、
今年もキラキラした道をただ歩いて終わる。
あなたと出会ったのは寒い季節だった。
初めは決心がつかず、
一歩が踏み出せなかった。
あなたの温もりに触れ、
一緒になると決めた。
絶対に幸せにしようと思った。
何よりもあなたを優先しようと思った。
あなたはおトイレも上手くできない。
お留守番も苦手。
何もできない子だった。
たまに失敗はするけど
トイレも覚えた。
お留守番も出来る。
一緒にお出掛けすると
お利口さんと褒められる。
家ではわがままだけど
外面が良いのを最近知った。
これからもずっと側にいさせて下さい。
今回のテーマ全く何も浮かばない。
時を結ぶ?
りぼん??
小学校の頃
『りぼん派』か『なかよし派』に分かれた。
周りの可愛い子たちが『りぼん派』だったので、
『りぼん派』になった私。
本当は兄が買っていた『ジャンプ派』だった。
そして兄は『りぼん派」だった。