君に見合う人になりたくて、
夜遊びをやめた。
君に見合う人になりたくて、
逃げてきたことと向き合おうと思った。
君のことが大切だから、
僕のことも大切にしようと思えた。
そんな君は今、僕の隣で笑っている。
夜の景色ってこんなに綺麗だったんだな。
ー夜景
花が綺麗に咲き誇ってる。
そんなのは一瞬で。
でも、
だからこそ、
美しく感じるのかもしれない。
生きることもそんなもんだ。
ー花畑
雨の日は好きだ。
ちょっぴり悲しい気持ちになるけど、
傘に雨が落ちる音
水溜り越しに見える空
傘がなくて焦る学生
それに気づいて一緒に帰る人
こんな風にいろんな景色を見れて、
いろんなことを感じられるからおもしろい。
泣きたくなることもあるよね。
君は迷惑だって思ってしまうかもだけど、
もしかしたらどこかでプラスに働いてることもあるのかも。
だから、泣きたい時は気にせずとことん泣いちゃおう。
ー空が泣く
文化祭回りたいところある?
なんだよそれ笑
僕が行きたいところ行っちゃうよ?笑
連れまわすから覚悟してよねー
もし行きたいところ見つかったら言ってね!!
君は本当に素直で純粋だよね。
僕は一緒にいられればそれで充分だ。
こんな幸せがずっと続けばいいのにな。
ー君からのLINE
僕はダメな人間だ。
人とうまく喋れないし、
上手に立ち回れないし、
考えも幼稚だし、
これと言って取り柄もない。
こんなに恵まれているのに何にもできやしないんだ。
こんなマイナスしか生まない人間は必要ないと、
ずっとずっと考えていた。
それに、完璧主義すぎるせいで、
1度人に嫌な思いをさせたら終わりだと思っていた。
もう自分を変えることはできないのだと思っていた。
だから、僕は本気でこの世から消えようと思った。
誰にもバレないように入念に計画を練って。
そんな時、君が僕を引き留めた。
こんな僕にも君は手を差し伸べてくれたんだ。
そっとそばにいてくれた。
少しずつ心をほぐしてくれた。
時には強く背中を押してくれた。
そして何より、己の弱さと向き合うことが強さなんだと僕に教えてくれた。
こんな世界もこんな自分も大嫌いだけど、
君がいるなら捨てたもんじゃないなって、
もう少し頑張ってみるかって、
そう思えたんだ。
僕には君しかいない。
この命燃え尽きるまで全て捧げるよ。
一命が燃え尽きるまで