しののめ

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1/23/2025, 10:55:39 PM

 電車にバスに 揺られながら
 きまぐれの気ままな一人旅

 今日はどこへ向かおうか
 
 この前行ったあそこは
 綺麗な景色だったな

 あの喫茶店の
 コーヒーとサンドイッチは
 絶品だった

 スマホで検索などの
 下調べは あえてしない

 本当に 思いつきの旅路

 今日はどこへ向かって
 何をみて
 何を食べて帰ろうか

 殆ど誰もいない車内
 走る揺れに身体を預けて
 ゆっくり目を閉じ
 考える

 ◆瞳を閉じて

1/22/2025, 11:00:56 PM

 あなたのカタチをかたどりましょう
 あなたへテとアシをおくりましょう
 あなたにふたつのメをつけましょう
 あなたにワタをたくさんつめまして
 あなたに赤色リボンをかざりまして

 そして
 貴方に名前と愛称をおくりましょう


 ◆あなたへの贈り物

1/21/2025, 11:10:22 PM

 自分はどういう人間になりたくて
 何をしたいのか

 生まれた以上 何かを成し得たくて
 
 将来の夢 だったり
 どういう仕事をしたいのか だったり
 今後の蓄えをどうするのか だったり

 誰しもが決めたり
 悩んだりする

 ぼぅ と目の前の海を眺める

 誰かが言っていた気がする
 
 世間が海で
 人生とは船旅で
 海をどう渡るのかが
 自身の目標で
 航路だと
 
 海は常に穏やかではない
 時には波が高くなったり
 荒波になることもある

 そういう海を越える為の航路

 ではその航路をどう定めるのか
 
 己の好きなもの 興味の持てるもの
 そういった自分だけの羅針盤を
 持つことなのだろう


◆羅針盤

1/20/2025, 11:12:36 PM

 つまずくのは怖いから
 ゆっくりで良いよね

 ◆明日に向かって歩く、でも

1/19/2025, 11:02:06 PM

 数多の人を魅了する君は
 わたしは数ある内の
 ひとりだろうけれど
 わたしにとっては
 たったひとりの愛しい存在

 写真越しに
 見つめ微笑む君を
 いつでも眺めていたくて
 縁を切り取り
 君の色で装飾した硬貨シートに
 君を閉じ込める

 はたからみたら 滑稽な行為でも
 わたしにとっては
 大切なこと

 ◆ただひとりの君へ

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