ちょっと前に見た
北国が雪の季節になったニュース
スコップを二本つかって
雪かきをしていたおじいさん
夏靴のまま雪道を歩いていた青年
観光にきていた外国人
色々な人がインタビューを受けていた中に
コートを着た犬と飼い主もいた
積もる雪の中を飼い主が
雪を蹴り上げ
犬も蹴った先を見ながら
飛び跳ねる
インタビュアーが犬の口元に
マイクを当てる
犬は心なしか
誇らしげな顔をしていたような気がした
◆あたたかいね
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お久しぶりです。
2025年になりました。
ようやく新年の初書き込みができた。
今年もマイペースに文が綴れる一年にしたい。
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特番を流し観ながら
年越し蕎麦をすすり
神社仏閣の番組で
年を跨ぐ
これまでの一年に
想いを馳せながら
ゆっくりゆっくり
今年が終わってゆく
さようなら 今年
良いお年を
子供の頃のことで
覚えていること
サンタさんから
欲しいものは何
親が伝えてあげるといったので
拙い字で書いた手紙を書いて
枕元に置いた
翌朝 布団の横に
欲しかったおもちゃが
プレゼントの箱に入っていた
西洋のお城で
小さなお姫様も一緒にいた
他にも色々貰ったと思うのに
これだけは何故か
一番に覚えている
【クリスマスの過ごし方】
寧ろいつもより
嫌なことがあった
そんな夜には
赤と緑の灯りを頼りに
ケーキとチキンを頬張り
忘れてやるのだ
指折り数えたら
冬休みというプレゼントがくる
これが 大人の
【プレゼント】
寂しさとは恋だ
どこかで聞いたか
そうではなかったか分からないが
そんな気障なセリフが
リフレインする
何かを埋めたいという
渇望 は
確かに共通しているのかもしれない
想い人に対してなのか
感情や気持ちに対してなのか
多分 そういう違い
これまで綴った文を眺める
短文の羅列 羅列 羅列
詩や短歌は 余白を含めて
一つの作品だが
時々 ぽっかり空いた感覚に
見舞われる
これで良いのか
もう少し紙やノートを埋めるべきか
見返しをして湧き上がる この渇望
これもつまり 寂しさなのか
【寂しさ】