12/12/2024, 4:54:46 PM
寒さで手足がかじかむ
寒空の下
白い息を吐きながら
自販機の前
あたたかいココアの
ボタンを押した
取り出した缶は
熱くてつい
宙に浮かしてしまう
あの人の分の
ココアも買った
言葉をかわさずとも
落ち着ける
あの人と一緒に
【心と心】
12/12/2024, 3:54:57 AM
知っているんだ 俺は
お前は一人で
何かを抱えている時には
大丈夫だ と笑うんだ
普段はつまらないことで
構ってくる癖に
俺は頼りにならないのか
なら勝手にしろ 俺も勝手にする
お前を追いかけて
手を差し伸べてやるんだ
【何でもないフリ】
12/10/2024, 10:59:19 PM
いつの日にかの教室
休み時間なので
騒がしい
ある数人は
机を挟んでおしゃべり
黒板の前で数人が床に座り
スマホを片手に動画を眺めている
後ろのロッカー周りでは
陽気な数人が小突き合いをしてはしゃぐ
皆 誰かしらと
語らい 騒ぎ 戯れる
自分はというと
席で一人 頬杖をつく
友人がいない訳ではないが
何となく 一人でいたい気分
教室と自分が
切り取られている この感じに
浸りたい時がある
ふと 窓側後方の席に視線を向ける
あまり接点のないクラスメイトが
一人 文庫本片手に
頬杖をつきながら
窓から見える グラウンドを
見つめていた
【仲間】
12/9/2024, 10:43:26 PM
つまずきそうになったら
咄嗟に手を
差し伸べてくれる 君
転びそうになった君を
今度は僕が 手を伸ばす
君とならきっと
どこまでも 行けて
何にでも なれる
【手を繋いで】
12/8/2024, 10:47:03 PM
助けてくれて
ありがとう
そう 言いたかった
小説やドラマのような
ありきたりなことを思う日が
くるなんて
道の端にそっと
花束を置く
黒い羽が
すぐ側に落ちた
もしかして と思ったけれど
そんな筈はないだろう
あの鳥は 自分を庇って
目の前で ーに
ーーーーーだから
【ありがとう、ごめんね】