人とは。
自分が持っていないものを相手が持っていると嫉妬してしまう生き物だ。
そして、そんな自分を見て哀れだと感じその考えが愚かだと痛感するのだ。
私がそうだ。
身近な人を羨ましがり嫉妬しそんな自分が嫌になり絶望して変わりたいと願う。
そんな日々の繰り返しで結局自分は変わっていく事無く歳だけ取り続けてしまった。
なんて愚かなんだろうね。
私は少しは変われているだろうか。
いい時もあって。
悪い時もあって。
どちらでもない時もあって。
自分とは何か失いつつある。
私が周りから見られている面は所詮は上辺だけで。
もっと深いとこなんて知りっこないから分からないだろうけど私はみんなが思ってるほど優しくないしいつも笑ってると思ったら大違い。
本当の私をさらけ出す時は一人の時間だけ。
と言いたいとこだけどそうでも無いかも。
だって、もう分からなくなってしまった。
今全部全部ぐちゃぐちゃになってる。
もう、逃げ出したいぐらいだけど現実は甘くないって頭でわかっているから逃げられない。
私はいつまでこうしているのか。
それは分からない。
降り止まない雨はないというけれど私の体は雨でずぶ濡れに浸った服みたいに重いし頭もぼーっとして目には雫が流れて心の中は真っ暗な雨雲。
いつかこんな私でも晴れてくれるかな。
精神科に行けと言われたけれど行った所できっと変わらないしこの闇は昔から引っ付いて離れない。
多分最後まで一緒にいると思う。
もう、それでいいからさ。
そんな目で私を見ないでよ。
可哀想だと言わないで。
蔑んだ目で見ないで。
激しい口調で叫ばないで。
私を1人にして欲しい。
どこか静かな場所に行きたい。
あまり人がいない所。
私という人間を知らない所。
私は何をして何を求めればいいかなんて問い続けているけどきっとそんなことしてたって分かりっこない。
でも、誰も答えを教えてくれないなら自分で探し出すしかないじゃない。
無慈悲な神様。
いつか私を導いてくれるなら私はもう少し頑張って生きてみるよ。
【⠀降り止まない雨 ⠀】
あの頃の私へ。
あの頃の私は一体どんなんだったか。
今思い出そうとしても断片的で。
あれだけ忘れたくなかったあの日の事も。
もう色褪せたように私の記憶から遥か遠くに行ってしまった。
今の私はあの頃の私より考え方も外見も多少は成長して必死に生きようとしています。
あれだけ自分を追い詰めてたのにね。
結局こうしてのうのうと生きています。
ゴキブリ並のしぶとさと笑っちゃうぐらい馬鹿らしい開き直った考え方を身につけて今ここにいる。
でも、ふとした瞬間あの頃の私が出てくる。
あなたはなかなか消えなくて。
影のように離れてくれないね。
いや、私が離したく無いだけで縋りついてるだけかもしれない。
人は誰しもくらい陰と陽があって。
ちょっぴりおかしいのが人間ってことだと思う。
人生において正解なんてないのかもしれない。
あの頃の私へ。
あなたを受け入れて私は強くなりたい。
過去の私も今の私も全部全部私だから。
だから、一緒に成長しよう。
未来を見るために。
【 あの頃の私へ⠀】
現実からは決して逃れられない。
それは、紛れもない事実で。
私達を喜ばせることもあるけれど苦しませることもある。
人はそれぞれ人生の中の分岐点があると言うけれど上手く転ぶかは分からない。
私は何度も分岐点に立たされてもうヘトヘトだ。
でも、人生は続く。
これが現実だ。
だからなのかな。
私達は自分を軽はずみ消し去ろうとしてしまう。
それぞれ悩みもあって考え方も環境も違う。
それでも、根本は同じだと思う。
生きてる理由が分からなくなって。
絶望して。
泣いて。
苦しんで。
恨んで。
もがいて。
悩んで。
追い詰めて。
もう、無になりたいと願う。
それでも時間は止まってくれなくて進み続いて。
1人。ぽつりと取り残された気分に落ちるのだ。
周りの人達がキラキラ光って見えて自分はすす汚れたまま成長できずにあの日のまま止まっている。
そんな事実を目の当たりにすると腹が立ってまた絶望する毎日。
結局前に進む気力も無くなる。
でも、そんな時にも人生において分岐点がある。
変わるか変わらないかは自分で簡単に選ぶことが出来るし遅かれ早かれ関係ない。
今の自分が受けいれられないのなら、自分を受け入れれる自分になるしかないのだ。
少しづつ。
私達は変わっていけるはずだ。
自分を大切にできたらなら。
いつか人生というものを知れる日が来るはずだ。
【⠀逃れられない⠀】
「また明日」
この言葉は呪いなのか願いなのか。
人はいつどうなるかなんて予想もできないし突然起こる未来に身構えもできない。
だからこそ、また明日という言葉は軽く言われるが私は重い言葉だと思う。
明日は本当に来るのだろうか。
無事に明日を迎えられるのだろうか。
大好きな人達にまた明日会えるのだろうか。
そう考えてしまうのだ。
人の時間は無限ではないし終わりはいつか迎える。
だからこそ、何気ない日が幸せなのだ。
明日があると今を後回しにしていいのかと。
歳を重ねる度私は思い知るのだ。
職場の人。
友達。
家族。
当たり前に周りにいる人達に感謝を。
口にだして。
行動で示して。
そう、努力していかなければいずれ私は後悔する。
疎かにしがちだが、もう一度言おう。
人の時間はそれぞれ限られている。
その中で私達は生まれ出会い共に過ごし生きている。
嫌いな人。
好きな人。
大切な人。
様々な人がいる中で。
私達は毎日また明日と言い合う。
それがどれほど幸せか。
それがどれほどの願いか。
それがどれほどの呪いか。
何気ないこの一言に色んな感情がある。
風に乗ってあなたの元へ。
私達もまた明日ここで会えるといいですね。
【⠀また明日 】
私の容姿は綺麗じゃないし性格だって良くない。
友達だって多くないしこれといった趣味も無い。
夢も無いし彼氏もいない。
今年で24歳になってしまう私は一体これからどうすればいいのかとよく考えるようになった。
多分、こんな風に考えてるのは自分だけでは無いだろうか。
きっと、みんな考えてることだと思う。
自分が何者なのか。
自分はどうなりたいのか。
自分はどうしたいのか。
人生の中の目標や夢や挑戦。
頭の中では分かっているつもりだ。
でも、簡単では無いことが分かっているからこそ諦めたり悩んだりもがいてる途中でなかなか前へ進めないのだ。
これじゃダメだと。
今のままじゃダメだと。
分かっている。
分かってるが、日々に疲れてしまっている自分がいる。
どうしたものか。
そんな私を甘いだとか弱虫だとか厳しくいう者もいる。
そんなのは言われなくても痛いほど分かっている。
でも、焦ってもしょうがない。
私は私で他人は他人。
私は自分のペースで生きたい。
生き急ぎたく無い。
そんな自分が好きだし例え後から後悔しても自分が決めたことだから。
自己責任だと百も承知だ。
毎日自分を見つめ直し私は何が出来るかを問い続けている。
未来は不安だが今未来がわかる訳では無いしこれからどんどん変わっていく事もあるだろう。
私は恐れていたのかもしれない。
変わることを。
未来を。
でも、今はどうにかなると。
今考えても仕方ないと思うようにしている。
変わる自分を恐れるな。
変わる環境を恐れるな。
変わっていく未来を恐れるな。
変わることは必然で必要事項なのだから。
薄暗い所に自分を押し込める必要は無い。
透き通った透明な水に飛び込むように。
時に抗い時に身を任せればいい。
私は自分という人物を探し求めるだろう。
私は自分が生まれた意味を探し続けるだろう。
私は自分の価値を付けたがるだろう。
だが、それは私だけではないしあなただけではないと頭の片隅に入れておくと少し生きやすくなる。
私がそうだったように。
あなたも1人ではないということを知って欲しい。
【⠀透明 】