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10/19/2024, 12:13:57 PM

すれ違い…



まだ未成年だった私は

ある時期、ボウリングにハマっていた。

けれど、なぜボウリングに通っているかわからないくらい

スコアは低かった。


目的はボウリング場の隅にあるジュークボックスだった。

機械にリクエストすると100円で1曲流すことができた。

当時、「異邦人」という曲が大好きだった私は

行くと必ずリクエストを入れていた。

広いフロアに好きな曲を響かせるのは至福だった。




さて、あれから40年…

この頃、80年代のヒット曲特集とかをTVで観た。


寝転んで観ていた夫が言った。

「そういえば異邦人、ボウリング場でよく流れてたなあ」


……あれ?



10/17/2024, 11:20:31 PM

忘れたくても忘れられない…




心が激しく動いたとき

人はその時の記憶を忘れないという。



生まれて最初の記憶はなんだろう?



私の場合は

食事の風景…

肉を食べている。

父親が口で噛んで柔らかくして私に与えている。


状況から察すると、1歳前後と思われる。


あなたはひとが先に噛んだ肉を食べたことがあるだろうか?


味が薄くてとてもまずいのだ。



非常に強い憤りを1歳の幼児は感じていた。



恩知らずな子でごめんなさい。

今は感謝しています。

でもあの肉は不味かったよ。

10/16/2024, 3:58:14 AM

鋭い眼差し…



目力のある人っているよね。



例えば…


どうぶつ園でコアラと目が合っても

ドギマギしないよね。

あ、する人もいるかもしれないか。


大きいとか細いとか

あんまり関係ない気もする。




我はもう撃たれてしまいし鳥なれば君の視界の外に安らぐ
❨俵万智さんの短歌❩

10/14/2024, 5:24:15 PM

高く高く…



スマホの待ち受け画面に

スカイツリーから見た夜景を使っている。


中央に東京タワーがある。


小学校の修学旅行で東京タワーに行った。

当時、東京タワーの中に手相の占い機があり

百円玉で人生を占った。


細かく印字された文字を丹念に読んだ。

自分の手相を機械が判定したのである。

絶対に当たる確信があった。

隅から隅まで何度も読んだ。


「大器晩成」


12歳の少女は

小さな胸にその言葉を刻み込んだ。





さて、私は現在57歳……



……あれ?

大器晩成!?   


神様!  今ですよ!!

10/13/2024, 11:44:54 AM

子どものように…



私の息子は、

小さい頃からおじいさんのような子供だった。



人にはそれぞれ 「体年齢」と「タマシイ年齢」がある。



私は輪廻転生を信じている。

間違いなく私より息子のタマシイ年齢は高い。



しかし

なぜだかわからないが

思春期を過ぎて息子の中身は

おじいさんから青年に若返ってしまった。



はて?

私の中で法則が狂う。

前世を忘れたからか?

うーん…

わからないや…。





容れ物になんの意味があるだろう。

やがて容れ物は朽ちタマシイは次の容れ物に入る。


タマシイを磨いていこう。

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