神様が舞い降りてきて、こう言った…
高校生の頃、仲間内でこっくりさんが流行った。
ある日、こっくりさんに聞いた。
「来年のレコード大賞は誰ですか?」
2人の指を乗せた十円玉は動かない。
「チャゲアスですか?」
人差し指の片方はチャゲアスのファンだった。
十円玉が「はい」を回った。
周りで見ていた私たちは思わず吹き出した。
当時チャゲアスはそれほど売れていなかった。
「曲名聞いてみれば?」と誰かが言った。
こっくりさんは答えた。
「ほ‥し‥の…ひ‥か…り」
次の年のレコード大賞
光GENJIのスターライト(作詞作曲はチャゲアス)
……こっくりさんは日本語だった(笑)
友情…
高校生の頃、担任の先生が言った。
友達のMちゃんと私を足して2で割ったら
最高の子が2人出来ると。
なんじゃそりゃ。
明るくて快活で誰にでも優しいMちゃん。
コネに反発して就職試験を白紙で出したMちゃん。
漫研の長で授業中にいつも漫画描いてるMちゃん。
Mちゃんサイコー!
花咲いて…
花を咲かせるのって難しい。
水、肥料、光
何より気候、季節が合っているか
私に育てられる種を選ぼう。
そして土つくりからはじめるのだ。
花も、夢も
大きく咲かせるためには
ある程度の条件が必要なのだ。
私の名前…
陰陽師の漫画にハマったことがある。
ストーリーの中で晴明が
名とは呪だ
みたいなことを言うのです。
私にとってそれは新しい気づきだった。
そして、それこそが呪となり私の中に刻まれたのだった。
私だけ…
校長先生の話を覚えているだろうか。
私の学校では、月曜日の朝、体育館に集まり
校長講話を聞くことになっていた。
各、校長先生の座右の銘みたいなものを紹介しよう。
本を何冊も書いたK先生
「一流たれ」
一番は一人しかなれないが一流は全員なれる
優しい白髪の◯先生
「人生二度なし」
ものすごく個性的なつるハゲの◯先生
「腰骨を立てる」
とにかく良い姿勢の先生だった。
さて、私も彼らと同じ年齢になる。
私の座右の銘も書いておこう。
「失敗は成功のもと」
とても普通で当たり前だけどね。
いつも思っている。
あなたの座右の銘はなんでしょう。