理想のあなた…
みんなの投稿を読むのは楽しい。
いろんな考えに触れられる。
私は大学に行きたかったが行かなかった。
周りへの反発がそうさせた。
想いを引きずりながら大人になり、時は過ぎた。
息子が大学に合格したとき、わかったことがある。
私の人生に大学生活は無かった。
息子は大学生活を経験する。
人生には限りがあり、やりたいこと全てを自分ですることはできない。
私がひとりならば。
私が生き物、植物全てなら、全てを体験できる。
まぶたを閉じ、森の中へ、宇宙の果てへ、思念を飛ばす。
息子として大学生活を満喫する。
過ぎてしまえば、星の営みさえ一瞬だ。
ただ、私は私の役割りを果たせば良いのだ。
突然の別れ…
生き物はいずれ死ぬ。
これは避けられない。
ピンピンコロリになりたいという人がいる。
私は、ピンコロでなくてもいいが、恐怖の中で死ぬのは嫌だ。
ところで、私の寝室は、家族から隔離されている。
イビキがうるさいからだ。自分ではわからない。
睡眠時無呼吸症候群の人の特徴にイビキがある。
おそらく自分はそれである。
朝起きると、今日も生きていたかと思う。
無呼吸のとき、苦しいかというと、反対に気持ちよかったりする。
寝ているうちに死ぬのは、私の理想だ。
突然の別れを家族は悲しむだろう。
死んでからじゃ伝わらないから今のうちに言っておこう。
家族になってくれてありがとう。
幸せだったよ。
恋物語
今、テレビでカモノハシを観ていた。
美しい。
これから彼の恋物語が始まる。
応援するで!
真夜中…
何かを引きずる音で目が覚める。
この音は、以前から度々聞こえていて、私の中でずっと謎だった。
か、最近になり、やっと音の正体がわかった。
帰宅してふと屋根を見上げたら、猫と目が合ったのだ。
ヤツは屋根の上を、ほふく前進していた。
愛って何だろう?
「愛をください」
スマホのアシスタントくんに言ってみた。
アシスタントくんは答える。
「では私からあなたへ愛をプレゼントしますね🍀
クローバーの中には愛が入っていますよ。」
CLOVER‥‥LOVE
……やるなあ。